「駅弁」食べ歩き20年・5000個の放送作家・ライター望月が、自分の足で現地へ足を運びながら名作・新作合わせて、「いま味わうべき駅弁」をご紹介します。
ミタイケンひろしま弁当
2020年秋に行われた「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」。さまざまな観光イベントとともに記念駅弁が発売されました。しかし、なかなか遠くへはお出かけしにくかった時期。いろいろな取り組みを楽しめなかった方も多いのではないかと思います。現在、この“アフターキャンペーン”に合わせて、広島の味が詰まった記念駅弁も、期間限定販売されています。

N700系新幹線電車「さくら」、山陽新幹線・広島~東広島間
広島県内を駆け抜ける、山陽・九州新幹線直通の「さくら」号。平成23(2011)年3月の運行開始から、今年(2021年)で10年を迎えています。コロナ禍では山陽路を移動する人も少ない時期が続きましたが、秋から初冬にかけては、「西日本どこでもきっぷ」などのお得なきっぷが出ていることもあって、山陽新幹線もまずまずの様子。空いた列車よりも、そこそこお客さんが乗っている新幹線のほうが、ホッとしますよね。

ミタイケンひろしま弁当
広島エリアでは、去年(2020年)10~12月にかけて、“ミタイケンひろしま”をテーマに、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」が開催されました。このキャンペーンに合わせて発売された記念駅弁が、広島駅弁当が製造する「ミタイケンひろしま弁当」(1200円)。広島駅弁当によると、好評を博したことから、その後も継続販売され、いまのところ、アフターキャンペーンが終了する12月までの販売を予定していると言います。