笑福亭鶴瓶が、8月18日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送・毎週日曜16時~)に出演。武井壮がゲスト出演し、自身が出演したタイ映画『TA BONG PLUM』、『URANUS 2324』への出演経緯を語った。
番組には2014年8月以来の出演で、鶴瓶さんとは“お久しぶりです”という武井は、自身の出演したタイ映画が2本公開されるという。
「聞くことがいっぱいあるんですけど」「タイ(の映画界)はどないして行くの?タイの人は武井壮知らんやろ?」と、切り出す鶴瓶。
「50歳になったら映画とかを始めようと思っていて」と語る武井。そこには確かな計画性と行動力があった。
50歳を迎えた年から世界の映画界を目指して営業を始めたという武井。そのタイミングでゴルフのティーチングプロの資格を独学で取得していたことから、シニアツアーへの出演が可能に。まずはそこで、タイのシニアツアーへの出演を目指してタイの滞在予定を決めたという。
昨今のタイ映画の盛り上がりを受け、滞在中に現地のコーディネーターやキャスティング担当と食事を兼ねたミーティングに参加。「予算とか条件とかの関係で日本からタレントを呼びづらいけど、日本人役できちんとしたタレントがほしい時には私をよろしくお願いします」と営業を重ねたそうだ。
その結果、2本の映画にどちらも日本兵役として出演。目標であった“世界の映画界への進出”の第一歩を踏み出した。
鶴瓶はその行動力に関心。
武井の計画性は出演交渉だけでなく、出演が決まってからも。
英会話学校からのスポンサードにより交通費等を映画チームに負担させることなく出演が可能になっているという武井。費用の面でも海外進出へのハードルをぐっと下げる計画を練っていた。
それには思わず鶴瓶も「うまいことやるなぁ」と感心。目標へ向かう確かな計画性と行動力、そして持ち前の運動神経が“うまいこと”噛み合った映画出演だった。そんな俳優への挑戦、世界進出は自身の兄の遺志を継いでなのだという。
タイ映画『TA BONG PLUM』のレッドカーペットとプレミアに出演し現地の人々の熱狂を体感した武井。『URANUS 2324』は初日興行収入1位を獲得し、現地でのヒット作となり初の海外映画出演は成功を収めた。
放送では他にも、実際の撮影現場での話から、武井のこれまでの人生の歩みまでさまざま展開された。