街を歩いていると、「この街にはお金持ちが多そう」と感じることはありませんか? 整った街並みや落ち着いた住宅街、高級感のあるお店など、さまざまな要素から“豊かさ”を感じる瞬間があります。では、多くの人が思い浮かべる“お金持ちの街”とは、どこなのでしょうか。


All About ニュース編集部では、2025年10月30~31日の期間、全国10~70代の男女250人を対象に、「お金持ちが多そう」と思う市に関するアンケートを実施しました。

その中から、茨城県の市で「お金持ちが多そう」と思う市ランキングの結果をご紹介します。

■2位:つくば市/86票
筑波研究学園都市として計画的に整備された都市であり、多くの研究機関や大学が集まる国際的な研究学園都市です。つくばエクスプレス(TX)の開通により都心へのアクセスが向上し、区画整理された住宅地や新しい商業施設も増えています。最先端の学術・研究のイメージと、計画的な開発による街並みの整然さが「お金持ちが多そう」という印象を与えていると考えられます。

回答者からは「大学や研究機関、ITベンチャーなどの高収入者層が多いイメージがある」(40代女性/神奈川県)、「学園都市として発展しており、つくばエクスプレスの開通以降、商業施設なども充実してきているので富裕層も集まってきているイメージ」(40代男性/東京都)、「研究学園都市の側面から研究者、大学教授などが住んでいそうだからです」(30代男性/大阪府)といった声が集まりました。

■1位:水戸市/109票
茨城県の県庁所在地であり、中核市に指定されている県内最大の都市です。歴史的には水戸藩の城下町として栄え、現在も行政・経済の中心として機能しています。水戸駅周辺には商業施設やオフィスビルが集積しており、県内における中心的な都市としての地位が「お金持ちが多そう」というイメージにつながっていると考えられます。

回答者からは「高そうな車のナンバープレートに多いから」(20代女性/奈良県)、「栄えていて住みやすいイメージがあるから」(20代女性/神奈川県)、「水戸市は県庁所在地で行政・商業の中心地。大手企業や医療・教育関係者も多く、高級住宅街や歴史ある邸宅もあり、裕福な人が住んでいそうに感じる」(20代女性/東京都)といった声が集まりました。

※回答者からのコメントは原文ママです

この記事の執筆者: 坂上 恵
All About ニュースの編集者。
オールアバウトに入社後、SNSトレンドにフォーカスした記事執筆やSEOライティングの経験を経て、のちにAll About ニュースチームのメンバーに加入。現在は旅行・カルチャー・エンタメなどを中心に企画編集を担当。東京都出身。居酒屋巡りとスポーツ観戦が生きがい。
編集部おすすめ