現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、大阪府在住60歳女性のケースをご紹介します。
■回答者プロフィール
回答者本人:60歳女性
同居家族構成:本人のみ
住居形態:賃貸
居住地:大阪府
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の年収:350万円
現在の預貯金:500万円、リスク資産:なし
これまでの年金加入期間:不明
■現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):12万8000円(繰り上げ受給)
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
■「年金額に満足していない」
今回の回答者は、老齢年金を繰り上げ受給しているという60歳の女性。現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答。
その理由として、繰り上げ受給による減額のため、もらえる「金額が少ないから」と語っています。
ひと月の支出は約「10万円」。年金だけでは「足りない月もある」と回答されています。
■「電気やガス代を節約」
現在は「バイトで月5万円」の給与収入があるほか、月によって変動はあるものの内職の収入があり、年金で足りない支出を賄っているとのこと。
くわえて、年金生活においては節約も欠かせないそうで、「電気やガス代を節約する」ことで光熱費を抑えているとあります。
■「もっと貯蓄しておけばよかった」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いに「もっと貯蓄しておけばよかった」と語った投稿者。
今後働けなくなったときのことを考えると「この先大丈夫かなと思う」と不安を吐露します。
一方で「(年金は)給料以外の収入なのでうれしい」と年金受給の喜びも教えてくれました。
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