食費や光熱費などの高騰が家計を直撃しています。たとえ給料が上がったとして、それよりも物価が上がってしまうため、生活が楽になるというより、むしろ苦しくなっていると感じる人も少なくないでしょう。


All Aboutが実施した「毎月の支出と現在の生活」に関するアンケートから、ユーザーのリアルな生活実態を紹介します。自分の家計と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。

■貯金を増やし、子どもに残したい
今回紹介するのは、東京都に住む31歳男性(既婚・子あり)の生活実態です。

【東京都在住、31歳男性世帯の収入状況と1カ月の主な出費内訳】

・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:WEBデザイナー
・世帯年収:450万円
・家賃(住宅ローン):11万8000円
・間取り:2LDK
・食費:6万円
・交際費:2万円
・電気代:1万円
・ガス代:5000円
・水道代:8000円
・車にかかる費用:1万円

まず、男性に現在の生活に対して思うところ、考えていることを聞きました。

「もう少し収入が増えると嬉しい。子どもの手がもう少しかからないようになったら副業を増やし、将来のためにも貯金を増やしたい」

貯金を増やし、子どもにそれを残したいと言う男性。妻の体調が悪く、おそらくもう子どもは望めないため一人っ子になるだろうとのこと。そのため、自分の全てを子どもに残せるようにしたいと考えているそう。

■本業の隙間時間をうまく活用
では、一体どんなふうに家計を管理しているのでしょうか。生活のやりくりのポイントや実践している節約術について聞きました。

「クラウドワークスのアンケートやポイ活等でコツコツとお金を稼いでいます。本業の隙間にできるので、かなり生活の足しになっている」

自分が築いた全てを子どもに託したいと願う男性。
そして、体調が優れない妻を気遣いつつ、本業の隙間時間をうまく活用することは、子どもに残す財産を増やすためのよい方法かもしれません。

<調査概要>
毎月の支出と現在の生活に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2025年10月22日
調査対象:全国10~70代の200人(男性:66人、女性:133人、回答しない:1人)

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