
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 』は公開から3週以上が経過したが、累積観客動員数は1100万人を突破し、いまだその勢いは衰えていない。
この異例ともいえる人気の大きな原動力となっているのが、原作の世界をハイクオリティなアニメーションで映像化したufotable(ユーフォーテーブル)の存在だ。
『鬼滅』をきっかけに、ufotableの名前を意識した人も、きっと多いだろう。
そこで今回は、アニメージュのバックナンバーに掲載されたufotableにまつわる記事をお届けしよう。
紹介するのは何と17年前、2003年11月号掲載の連載コラム「ギサブローのアニメでお茶を」。
『タッチ』や『銀河鉄道の夜』で知られるアニメーション監督・杉井ギサブローさんが、ufotableが手がけた初のTVシリーズ『住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー』をピックアップ、当時まだ設立されて間もなかった同スタジオについて語っているという貴重な記事だ。
巨匠がいちはやく発見した、新しいスタジオのエネルギー。後のufotableの躍進に思いを馳せながら、あらためて読むと味わい深い。
そして、あらたにufotableに興味を持った人はぜひ、過去の作品にも触れてみてはいかがだろうか。
ギサブローのアニメでお茶を
僕が監督で彼らがスタッフだったら……