
声優・浪川大輔を館長に迎え、新進気鋭のメンバーが集結する朗読劇プロジェクト「READING MUSEUM」。昨年9月に「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」で上演され好評を博した『池袋ナイトアウルテールズ』に続く第2弾公演となる本作は、近年独創性際立つ物語展開で注目されているミステリー小説家・斜線堂有紀によって描き下ろされたオリジナルストーリーだ。
浪川大輔が演じるのは ”立帝大学のシャーロック・ホームズ” こと、犯罪社会学を専門とする大学教授・北崎。北崎は前野智昭・細谷佳正・天﨑滉平・斉藤壮馬が演じる友人や教え子たちを巻き込み、自身が務めるキャンパス内で起こった殺人事件の解決に挑んでいく。
実は推理力は皆無であった北崎、そのため無能な推理を進めていくが、その過程で思わぬ真相が明らかになっていく……。
さらに登場人物の配役や性格は同じながら、事件や結末が公演ごとに異なるのが、本作の大きな特徴。1話完結型でありながらも、公演ごとに事件の内容や展開が異なる全6幕は全て見逃せない内容となっている。