『ククルス・ドアンの島』総作画監督に求められたガンダムファンの目線
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現在公開中の安彦良和監督作『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、ガンダムシリーズの原点であるテレビアニメ『機動戦士ガンダム』、そのシリーズ中でも異彩を放つ第15話『ククルス・ドアンの島』を完全映画化。『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙』の劇場公開から40年の時を経てRX-78-02 ガンダムとアムロ、そしてお馴染みのホワイトベースの仲間たちが登場する物語が展開されていく。

本作の大きな見所のひとつは、安彦良和が手掛けたキャラクターデザインと演出を受け止め、ハイクオリティに仕上げられた作画表現。今回は本作の総作画監督を務めた田村篤にインタビューを敢行、前編は田村氏の安彦作品への思い、実際の作業と新人アニメーターとの関わりなどについてお話を伺った(全2回)。

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――田村さんは、これまでガンダムシリーズや安彦良和監督の作品にどのように触れてこられたのでしょうか?

田村 80年代の土曜夕方に放送されていたサンライズ作品ほか、たくさんのアニメに夢中になっていた世代なのですが、中でも僕は安彦さんの描かれる絵に惹かれて『機動戦士ガンダム』『巨神ゴーグ』『クラッシャージョウ』『アリオン』なんかを熱心に観ていました。そのまま安彦作品を卒業することなく、今に至っているという感じですね。

――そのように憧れていた安彦さんと一緒にお仕事をするということは、やはり感慨深いものでしたか。

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