アニメ『鬼滅の刃』がthreezero(スリーゼロ)の「フィグゼロ」シリーズにラインナップ入り決定。第一弾は主人公「竈門炭治郎」だ。
日本ではグッドスマイルカンパニーにより展開され、2024年9月18日(水)まで予約受け付け中。

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アニメ『鬼滅の刃』は、集英社ジャンプ コミックス1巻~23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による同名の漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。
家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎は、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため「鬼殺隊」へ入隊、鬼舞辻無惨率いる鬼たちとの戦いを繰り広げる。
2019年4月に『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』が放送開始、以降休止期間や劇場版を挟みながら断続的に放送され、日本国内のみならず世界中で高い人気を得た。現在、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』三部作が製作中だ。

threezeroは香港のフィギュアメーカー。2000年に設立され、世界的なブランドや著名なデザイナー達と20年以上にわたってコラボレートしてきた。
ULTRAMAN』『シン・仮面ライダー』『呪術廻戦』『ワンパンマン』『装甲騎兵ボトムズ』など、日本アニメや特撮のフィギュアも多数リリースしている。日本ではグッドスマイルカンパニーが販売ルートを提供している。

「フィグゼロ 1/6 竈門炭治郎」は高さ約27.5センチ、約37箇所の可動ポイントを有するフル可動フィギュア。素材はABS、PVC、POM、布を使用。

鬼殺隊の制服は布製で、羽織の裾には金属ワイヤーを内蔵しているため、細かな表情付けが可能だ。
表情パーツは交換式で、笑顔、真剣顔、ギャグ顔の3種類が付属。
また、交換式手首パーツは6種類付属する。
その他に、日輪刀(金属製)、小刀、そして木箱(プラスチック製)も付属。
さらに、炭治郎の躍動的な剣さばきを演出する、日輪刀に取り付け可能な「水の呼吸」エフェクトパーツと、真剣顔の口元に取り付け可能な呼吸エフェクトパーツ(磁石内蔵)が付属する。

1/6の可動ボディ+布服タイプのアクションフィギュアは、アメリカ・ハズブロ社の「G.I.ジョー」(1964年)が切り開いたジャンル。世界中で人気のタイプだが、日本の住宅事情に対しては大型であるため、日本で展開するメーカーはあまり多くない。日本のファンにとっては何個もコレクションするものというより、やや高額な、特別な一体と捉えている人が多いのではないだろうか。

それを踏まえた上で、1/6可動ボディ+布服タイプの竈門炭治郎のフィギュアは、実はすでに存在する。「竈門炭治郎 1/6スケールアクションフィギュア」がアニプレックス(制作協力:千値練)から2024年3月に受注生産でリリースされた。同タイプアイテムの競合は、『鬼滅の刃』の人気の高さゆえ、とも言えるだろう。

今回の「フィグゼロ 1/6 竈門炭治郎」は、モチーフは同じ炭治郎だがアニプレックス・千値練版とは別のアイテムで、表情のセレクトも異なっている。
具体的には黒目と上まぶたの間に隙間があり、アニメ劇中の表情により近い感じだ。ギャグ顔の付属も見逃せないポイントである。
香港のメーカーであるthreezeroは通常の日本メーカーよりもむしろ販売先の対象地域が広く、日本「でも」販売、という形になる。顧客は世界中のファンとなるため、第2弾以降もシリーズが続く可能性は十分ある。

炭治郎のファンの方にぜひチェックしていただきたいのはもちろん、「2体も3体も買う余裕はないんだけど、実は善逸(煉獄さん/しのぶさん/甘露寺さんetc)だけ欲しい」という方は、今後の展開にご注目を。

2024年9月18日(水)まで予約受け付け中。昨今、フィギュアを値引きのある通販サイトで注文したのに、ちゃんと調達されず入手できなかった、という事例が散見される。絶対確実な入手をご希望の方にはグッドスマイルカンパニー公式ショップをオススメする。

※「禰豆子」の「禰」は「ネ」へん、「鬼舞辻無惨」の「辻」は一点しんにょう、「煉獄」の「煉」は「火+東」の一字が正しい表記。
※掲載の写真はサンプル品で、実際の商品とは一部仕様等異なる場合あり。

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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