『アクエリオン』シリーズ20周年を記念する第4作、待望の新作となるTVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』。11月の発表ではSNSでトレンド1位になるなど注目を集める本作の先行上映会が先週末12月7日(土)、立川シネマシティにて開催され、メインキャスト4名に加え、糸曽監督、MCとして芸人のほしのディスコ(パーパー)が登壇した。
☆イベントの様子を見る(写真6点)>>>
2024年12月7日(土)に立川シネマシティ・シネマツーにて開催された先行上映会では、花守ゆみり(オオトリサッコ役)、小市眞琴(ツキシロリミヤ役)、豊崎愛生(ハタノトシ役)、小原好美(イチキサヨ役)糸曽賢志監督、ほしのディスコ(パーパー/MC)が登壇。
新作PV&追加キャスト&OP・ED情報など、新たな情報が続々と発表された。
本イベントのオフィシャルレポートが到着したので、早速ご紹介していこう!
【TVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』先行上映会レポート】
■それぞれの『アクエリオン』
2025年1月9日からTOKYO MXほかにて放送がスタートするTVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』。その先行上映会が、2024年12月7日、東京・立川シネマシティ シネマツーにて開催された。
上映会後のトークショーには、オオトリ サッコ役の花守ゆみり、ツキシロ リミヤ役の小市眞琴、ハタノ トシ役の豊崎愛生、イチキ サヨ役の小原好美が出演。
作品にまつわるトークのほか、最新PVや追加キャストも公開される大盛り上がりのイベントとなった。
第1話の上映後、MCを務めるほしのディスコの呼び込みで4人が登壇。早速、作品の感想トークを繰り広げ、気になる始まり方と気になる終わり方に胸を躍らせたこと、映像の迫力に驚かされたことを明かした。
作品トークでは、まず『アクエリオン』シリーズのおさらいから。
シリーズ第1作『創聖のアクエリオン』は、河森正治・サテライト原作によるオリジナルロボットアニメとして、2005年に放送。2012年には『アクエリオンEVOL』、2015年にはシリーズ10周年を記念した『アクエリオンロゴス』が放送され、20周年となる2025年には本作『想星のアクエリオン Myth of Emotions』が放送される。
初代の放送時、小学生だったという花守は「アニメが時間的に見られない年齢でしたが、歌(シリーズ第1期のオープニングテーマ『創聖のアクエリオン』)はみんな知っていました」と、物語だけではなく楽曲も「神聖化」されていたことを明かす。
また、オーディションには本作の名セリフである「GOアクエリオン!」もあったようで、豊崎は「めっちゃ気持ちよかった!」と名セリフを叫ぶことができた喜びを語っていた。
ここでゲストとして糸曽賢志監督が登場。キャスト陣の収録は1年前に終わっていたといい、ようやく公開にこぎつけた感謝を述べる。
豪華スタッフ陣の紹介では、糸曽監督が以前からファンだったという村井さだゆきにメールで直接シリーズ構成をお願いしたことや、糸曽監督がキャラクターデザインの工藤昌史と村井に現在のキャラクターデザインでいきたいと話したところ、ふたりに驚かれたことを語った。
■最新情報が発表に!
続いて最新PVが初公開され、追加キャストとして、サン役の七海ひろき、ムナカタキョウコ役の安野希世乃、そして猿田一彦役の湧津ユウミの出演が発表された。
また、本作はビデオコンテ(Vコンテ)を使用しており、Vコンテは実写で撮影されたという。キャスト陣は江の島で撮影されたモーションアクターの演技に合わせてアフレコをしたのだとか。猿田一彦役の湧津もそのモーションアクターのひとりで、声があまりにハマっていたため、糸曽監督が声優としてもオファーしたという経緯が明かされた。
また主題歌情報も公開。
オープニングテーマ『創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.』を担当するのは、『アクエリオン』シリーズ第1期主題歌も担当したAKINO from bless4と福山芳樹のスペシャルユニット。
エンディングテーマ『告白』もAKINO from bless4が歌う新曲となる。
さらに、この楽曲では糸曽監督が作曲・菅野よう子に作詞がしたいとお願いし、なんと糸曽監督自身と菅野が共同で作詞を担当したという。
(C)2023 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION MOE
■キャラクターのポイントをチェック
続いては各登場人物の紹介。
本作は「欠けた心」が重要なキーワードとなり、クラスのはぐれ者だというサッコは「恐怖」が欠落。「恐怖は悲しみや怒りにくっついている感情だと思っていたので、どこまで切り離すべきか、逆に単体で存在する悲しみや怒りというものをどうやって作ろうかと考えながら演じました」と、花守は語る。
収録では、1話ごとにスタッフとの話し合いの場が設けられ、キャラクターの感情についてすり合わせたといい、「サッコは自分ひとりでつくったのではなく、この座組のおかげでできた」と語った。
器用で人当たりがいいリミヤは、「共感」が欠落。
「自分の感情はあるけれど、人がどんな感情を持っているかはわからない。まわりを見て泣いたほうがいいと思ったら、そうするんです。彼の言葉は自分の言葉なのか、まわりがそう言うからその言葉を発しているのか、その演じ分けを大切にしました」と、小市。
キャスト陣の間では一番人気だといい、サッコとリミヤ、どちらがモテるかという話題で盛り上がった。
真面目そうな見た目をしているトシは、「好奇心」が欠落。
「ひと言で言うと、コンプレックスの塊。何事にも興味を持てない、好きになれない。
それでも他人とコミュニケーションを取りたいという思いはあるようで、表に出てくるセリフと無関心な内面の違いが注目ポイントになりそうだ。
ほんわかした雰囲気のサヨは、「自己愛」が欠落。
「どう向き合ったらいいかと考えたときに、あまり考えなくていいかと思ったんです。自分ではなくみんなのために何かしたいという気持ちは誰にでもある成分。その共感性から近づいていこうと思ったときに、彼女は思いやりがある子なんだと思うようになりました」と、小原。
第1話で衝撃の登場を果たしたサヨは、この先も「欠落しているからこそ迎える展開」があるとのこと。
また和氣あず未がキャストを担当し、学園の人気者だというモモヒメは、モテモテでありながら「恋愛感情」が欠落。
監督によれば、友達と仲良くしたり、動物をかわいがったりする気持ちは残っているという。キャスト陣は、愛をテーマにした作品で恋愛感情が欠落しているキャラクターがいることに注目していた。
■企画コーナーでおお盛り上がり
続いては、キャスト陣による企画コーナー。
最初のコーナーは、「『合体』すれば世界が変わる……想いをつなげ! 合体いつどこゲーム!」。
それぞれがお題に沿って、「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」を書いていき、文章を作るというもの。「『想星のアクエリオン』第1話の印象的なシーン」というお題では、花守から順番に「1万年と2千年前」「私立江ノ島学園で」「会場の皆さんが」「合体した」と回答。会場から大きな拍手が送られ、「合体」したという判断に。抽選でお客さんにキャストの寄せ書きが送られた。
このコーナーのほか、「江の島ご当地クイズ」も開催された。
告知コーナーでは放送・配信日時が発表されたほか、音楽情報、Blu-ray情報と盛りだくさんの内容。詳細は公式ホームページ、公式Xアカウントを参照してほしい。
4人の楽しいトークが繰り広げられた先行上映会。最後にキャスト陣それぞれが、『想星のアクエリオン Myth of Emotions』が「いかに新しく、緻密で、面白いか」を熱弁し、イベントを締めくくった。
(C)2023 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION MOE
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2024年12月7日(土)に立川シネマシティ・シネマツーにて開催された先行上映会では、花守ゆみり(オオトリサッコ役)、小市眞琴(ツキシロリミヤ役)、豊崎愛生(ハタノトシ役)、小原好美(イチキサヨ役)糸曽賢志監督、ほしのディスコ(パーパー/MC)が登壇。
新作PV&追加キャスト&OP・ED情報など、新たな情報が続々と発表された。
本イベントのオフィシャルレポートが到着したので、早速ご紹介していこう!
【TVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』先行上映会レポート】
■それぞれの『アクエリオン』
2025年1月9日からTOKYO MXほかにて放送がスタートするTVアニメ『想星のアクエリオン Myth of Emotions』。その先行上映会が、2024年12月7日、東京・立川シネマシティ シネマツーにて開催された。
上映会後のトークショーには、オオトリ サッコ役の花守ゆみり、ツキシロ リミヤ役の小市眞琴、ハタノ トシ役の豊崎愛生、イチキ サヨ役の小原好美が出演。
作品にまつわるトークのほか、最新PVや追加キャストも公開される大盛り上がりのイベントとなった。
第1話の上映後、MCを務めるほしのディスコの呼び込みで4人が登壇。早速、作品の感想トークを繰り広げ、気になる始まり方と気になる終わり方に胸を躍らせたこと、映像の迫力に驚かされたことを明かした。
作品トークでは、まず『アクエリオン』シリーズのおさらいから。
シリーズ第1作『創聖のアクエリオン』は、河森正治・サテライト原作によるオリジナルロボットアニメとして、2005年に放送。2012年には『アクエリオンEVOL』、2015年にはシリーズ10周年を記念した『アクエリオンロゴス』が放送され、20周年となる2025年には本作『想星のアクエリオン Myth of Emotions』が放送される。
初代の放送時、小学生だったという花守は「アニメが時間的に見られない年齢でしたが、歌(シリーズ第1期のオープニングテーマ『創聖のアクエリオン』)はみんな知っていました」と、物語だけではなく楽曲も「神聖化」されていたことを明かす。
また、オーディションには本作の名セリフである「GOアクエリオン!」もあったようで、豊崎は「めっちゃ気持ちよかった!」と名セリフを叫ぶことができた喜びを語っていた。
ここでゲストとして糸曽賢志監督が登場。キャスト陣の収録は1年前に終わっていたといい、ようやく公開にこぎつけた感謝を述べる。
豪華スタッフ陣の紹介では、糸曽監督が以前からファンだったという村井さだゆきにメールで直接シリーズ構成をお願いしたことや、糸曽監督がキャラクターデザインの工藤昌史と村井に現在のキャラクターデザインでいきたいと話したところ、ふたりに驚かれたことを語った。
■最新情報が発表に!
続いて最新PVが初公開され、追加キャストとして、サン役の七海ひろき、ムナカタキョウコ役の安野希世乃、そして猿田一彦役の湧津ユウミの出演が発表された。
また、本作はビデオコンテ(Vコンテ)を使用しており、Vコンテは実写で撮影されたという。キャスト陣は江の島で撮影されたモーションアクターの演技に合わせてアフレコをしたのだとか。猿田一彦役の湧津もそのモーションアクターのひとりで、声があまりにハマっていたため、糸曽監督が声優としてもオファーしたという経緯が明かされた。
また主題歌情報も公開。
オープニングテーマ『創聖のアクエリオン Myth of Emotions Ver.』を担当するのは、『アクエリオン』シリーズ第1期主題歌も担当したAKINO from bless4と福山芳樹のスペシャルユニット。
エンディングテーマ『告白』もAKINO from bless4が歌う新曲となる。
さらに、この楽曲では糸曽監督が作曲・菅野よう子に作詞がしたいとお願いし、なんと糸曽監督自身と菅野が共同で作詞を担当したという。
(C)2023 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION MOE
■キャラクターのポイントをチェック
続いては各登場人物の紹介。
本作は「欠けた心」が重要なキーワードとなり、クラスのはぐれ者だというサッコは「恐怖」が欠落。「恐怖は悲しみや怒りにくっついている感情だと思っていたので、どこまで切り離すべきか、逆に単体で存在する悲しみや怒りというものをどうやって作ろうかと考えながら演じました」と、花守は語る。
収録では、1話ごとにスタッフとの話し合いの場が設けられ、キャラクターの感情についてすり合わせたといい、「サッコは自分ひとりでつくったのではなく、この座組のおかげでできた」と語った。
器用で人当たりがいいリミヤは、「共感」が欠落。
「自分の感情はあるけれど、人がどんな感情を持っているかはわからない。まわりを見て泣いたほうがいいと思ったら、そうするんです。彼の言葉は自分の言葉なのか、まわりがそう言うからその言葉を発しているのか、その演じ分けを大切にしました」と、小市。
キャスト陣の間では一番人気だといい、サッコとリミヤ、どちらがモテるかという話題で盛り上がった。
真面目そうな見た目をしているトシは、「好奇心」が欠落。
「ひと言で言うと、コンプレックスの塊。何事にも興味を持てない、好きになれない。
それを短所だと自分で気づいているのがポイントです」と、豊崎。
それでも他人とコミュニケーションを取りたいという思いはあるようで、表に出てくるセリフと無関心な内面の違いが注目ポイントになりそうだ。
ほんわかした雰囲気のサヨは、「自己愛」が欠落。
「どう向き合ったらいいかと考えたときに、あまり考えなくていいかと思ったんです。自分ではなくみんなのために何かしたいという気持ちは誰にでもある成分。その共感性から近づいていこうと思ったときに、彼女は思いやりがある子なんだと思うようになりました」と、小原。
第1話で衝撃の登場を果たしたサヨは、この先も「欠落しているからこそ迎える展開」があるとのこと。
また和氣あず未がキャストを担当し、学園の人気者だというモモヒメは、モテモテでありながら「恋愛感情」が欠落。
監督によれば、友達と仲良くしたり、動物をかわいがったりする気持ちは残っているという。キャスト陣は、愛をテーマにした作品で恋愛感情が欠落しているキャラクターがいることに注目していた。
■企画コーナーでおお盛り上がり
続いては、キャスト陣による企画コーナー。
最初のコーナーは、「『合体』すれば世界が変わる……想いをつなげ! 合体いつどこゲーム!」。
それぞれがお題に沿って、「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」を書いていき、文章を作るというもの。「『想星のアクエリオン』第1話の印象的なシーン」というお題では、花守から順番に「1万年と2千年前」「私立江ノ島学園で」「会場の皆さんが」「合体した」と回答。会場から大きな拍手が送られ、「合体」したという判断に。抽選でお客さんにキャストの寄せ書きが送られた。
このコーナーのほか、「江の島ご当地クイズ」も開催された。
告知コーナーでは放送・配信日時が発表されたほか、音楽情報、Blu-ray情報と盛りだくさんの内容。詳細は公式ホームページ、公式Xアカウントを参照してほしい。
4人の楽しいトークが繰り広げられた先行上映会。最後にキャスト陣それぞれが、『想星のアクエリオン Myth of Emotions』が「いかに新しく、緻密で、面白いか」を熱弁し、イベントを締めくくった。
(C)2023 SHOJI KAWAMORI,SATELIGHT/Project AQUARION MOE
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