
渡辺岳夫は1959年にテレビドラマの作曲家としてデビューすると、その後『巨人の星』『機動戦士ガンダム』といったアニメ作品への楽曲提供を始める。
多いときでは週に十本以上の番組を抱えながら20数年間で一万曲を超える作品を残し、多くの人に影響を与えた。亡くなって約30年経とうとする今も、ファンからは「ナベタケ」サウンドと呼ばれ、世界中で愛されている。
今回の「渡辺岳夫音楽祭」はオリジナル・スコアによる生演奏である点が最大の特徴だ。渡辺岳夫が残してきた楽曲はほとんどがサウンドトラックに特化した編成、音楽であり、生演奏には向いていなかった。そのため、コンサートで上演される場合も、編曲をしたものが上演されてきたのだ。
本公演では渡辺岳夫遺族の協力のもと、オリジナル楽譜を探索。残されていた自筆譜をオリジナル音源と検証したうえで、テレビで使われた音を再現することになった。
楽譜の復元は、作曲家の青島佳祐が行う。ゴジラや黒澤明の音楽復元など、これまでにも定評高い仕事をしてきた青島佳祐と、渡辺宙明とのコラボレーションという意味でも注目の公演となるだろう。
コンサートの指揮を執るのは松井慶太、演奏はオーケストラ・トリプティークが担当する。
チケットは7月8日午前10時より一斉販売を予定。チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、カンフェティから購入可能だ。
座席はSS席からC席までの5種類が用意されており、もっとも高いSS席の前売りチケットが8,000円、C席は4,000円となっている。当日チケットの販売も予定されているが、確実に参加したい人は早めに入手しておくといいだろう。
渡辺岳夫音楽祭
日時:2017年9月3日(日)13:30開場/14:00開演
会場:新宿文化センター
指揮:松井慶太
演奏:オーケストラ・トリプティーク
コンサートマスター:三宅政弘
全作曲:渡辺岳夫(復元:青島佳祐)
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