4月25日、少年ダンサー育成ゲーム『ダンキラ!!! - Boys, be DANCING! -』(以下、ダンキラ!!!)の試遊会が、開発元であるKONAMIで行われました。

ダンキラとは、「ダンス×キラートリック」の略。
舞台となるのは“キラートリック”と呼ばれる協力技を交えたダンスで観客を魅了するダンキラが身近となった世界。紅鶴学園のコーチ科に通うプレイヤーは、特待生ダンサーである15名のゴールド生を育成し、ダンキラマイスターへと導きます。

ダンスはもちろん、難易度やストーリーのボリュームなど知りたいことは盛りだくさん。本稿では『ダンキラ!!!』をプレイして感じた魅力をご紹介します。

初心者から上級者まで楽しめるダンスゲーム

ダンキラ中の基本操作は一般的な音ゲーと同じく、落ちてくる光に合わせてボタンをタップするだけ。通常タップは緑、長押しはピンク、両手押しは青、とボタンの色を参考にするとプレイしやすいと感じました。

難易度はEASY、NORMAL、HARDの3種類。初心者から上級者まで楽しむことができます。

初心者に嬉しいオート機能
実は筆者は音ゲーがあまり得意ではなく、クリアできずに挫折した経験が何度もありました。「音ゲーは苦手だけどストーリーは読みたい!」という、筆者のようなプレイヤーが活用したいのがオート機能! オートチケットというアイテムを消費することで、ダンキラ中の操作をオートにできます。

ただしオート操作でも相手とのレベル差によって負けてしまうことがあるので、キャラクターのレベル上げが重要だと感じました。

キラートリックの使用はお早めに

本作ならではの機能が、キラートリック。
ダンキラ画面下に表示されるキャラクターのアイコンをタップすると、キラートリックが発動します。

キラートリックは使用キャラクターが限られているものから、複数のキャラクターが使用できる技までさまざま。キャラカード育成で入手した後は、チーム編成画面で好きなものを設定することができます。

キラートリックはダンキラ中、任意のタイミングで発動できます。開始直後のキラートリックももちろんOK! 曲の残り時間が短くなるとキラートリックのアイコンが消えてしまうので、時間に余裕があるうちに使うとよさそうです。

筆者の推しである霧山おぼろのキラートリックを使ってみたところ、あまりのかっこよさに拍手を送りたくなりました。


演出はかっこいいものだけでなく、中にはコミカルなものやかわいいものも。お気に入りのキラートリックを見つけてみたくなります。

全キャラ全曲!こだわりのダンス映像

ダンキラでは、2つのチームが同じ曲をダンスして競い合います。
たとえばヒップホップが得意なチーム“メリーパニック”の得意曲を、武術ダンスが得意なチーム“三千世界”のメンバーが踊ることも。すべてのキャラクターが全曲分のダンスを見せてくれるというのは、嬉しいポイントのひとつです。

ダンス映像のみを見ることも可能
「ダンキラ中は操作に集中していてじっくり映像が見られない……」というときに嬉しいのが、ダンス映像のみを見ることができる機能。
オートプレイではダンキラ中に表示されるボタンを非表示にしたり、相手チームが出てこない設定にしたりすることもできます。

リピート必至のダンス映像
ダンキラシーンは動きがとてもリアル! 表情も細かく動くので、何度もリピートして確認したくなります。

チーム編成は自由自在
メインストーリーに登場するチームは固定されていますが、育成パートでは自由な組み合わせでチームを組むことができます。チームの垣根を超えた、自分だけの編成を見つける楽しさがありそうです。

推しの意外な一面も?充実のストーリー機能
『ダンキラ!!!』はダンスだけでなく、ストーリーも大ボリューム。メインストーリーの他に、キャラクター個人やペアによるストーリーも用意されています。


「メインストーリー」はチームの絆の物語

コーチランクを上げることで解放されるメインストーリーでは、チーム内の関係性や、絆が深まっていく様子を見守ることができます。フルボイスなので、音量を上げて耳でも楽しんでみてください。

「カードストーリー」はキャラクターをとことん推せる!

各キャラクターのストーリーは、ガチャで手に入るカードを育成することで解放されます。

新しい衣装やキラートリックなどが手に入るカードもあるので、どんどん育成したくなりました。

「ソウルリンクストーリー」の組み合わせは105通り

筆者が思う『ダンキラ!!!』一番の魅力は、自由に選べるペアによるソウルリンクストーリー。チーム関係なく好きなキャラクターを2人選び、ソウルリンクレベルを上げていくことで、ストーリーが開放されます。

組み合わせは105通り。相手によっては、キャラクターの意外な表情を引き出すこともできます。

ソウルリンクを上げる方法は主に2通り。まずはダンキラで同じチームに入れること。もうひとつはホーム画面から選択できる「当番」モードでペアを組ませることです。

当番モードのミッションはいくつかあり、それぞれスタミナ消費量と所要時間が異なります。もちろん当番中でもダンスバトルに出すことは可能。スキマ時間の育成もはかどりそうです。
当番が終わるとオートチケットなどのアイテムがもらえるので、ストーリー進行にも役立ちます。

絆を深めるほど新しい発見が
絆を深めていくと、キャラクターの表情や仕草などにも変化が生じます。
ダンキラ前のウォーミングアップシーンもそのひとつ。当初はバラバラに準備運動をしていた3人が、次第に円陣を組んで気合を入れることもあります。手をかければかけるほど深まっていく絆を実感できるのも、ファンにはたまらないポイントです。

推しをとことん推せる『ダンキラ!!!』
実際に『ダンキラ!!!』をプレイして感じたのは、ダンスゲームとしての楽しさだけではなく、推しをどこまでも推せることへのありがたさ。
キャラクターを育成していると公式からの供給がこれでもかと来るので、幸せにおぼれそうになりました。

本命の推しをとことん愛するもよし、キャラクター同士の関係性を掘り下げるのもよし。そんなさまざまな推し方をさせてくれる作品になっています。
ぜひ皆さまも『ダンキラ!!!』をプレイしてみてくださいね!