6月21日より、湯浅政明監督の最新劇場アニメ『きみと、波にのれたら』が公開される。

脚本を担当したのは吉田玲子。前作『夜明け告げるルーのうた』から続けての起用となった。

吉田さんといえば、『けいおん!』の山田尚子監督、『ガールズ&パンツァー』の水島努監督など、ヒット作を手掛けるクリエイターから引っ張りだこの人気脚本家だ。

原作もの、オリジナルアニメ、キッズ向けと幅広くアニメ業界で活躍する吉田さんのルーツをうかがおうと、今回、吉田さんとは浅からぬ縁(?)のある筆者がインタビューをさせていただいた。

記事は2回に渡ってお届けするが、この前編では吉田さんがアニメの脚本家になるまでのお話を中心に聞いている。
次々と話題が転じ、吉田さんの脚本術や携わった作品タイトルが飛び出すインタビューをお楽しみいただきたい。
[取材・構成=奥村ひとみ]

■アニメ脚本家になるまでの経緯は?

――初っ端から余談で恐縮なのですが……(『映画けいおん!』のアフレコ台本を出す)実は私、声優の活動もしていまして、『けいおん!』に出てるんです。

吉田:ええっ! そうなんですか!? 映画のほうですか?

――オカルト研究部員の役で、第2期から。でもTVシリーズでオカルト研が出ていた回は吉田さんが書かれたものではなく、全部、横谷昌宏さんが脚本でした(笑)。

吉田:あら、それはごめんなさい(笑)。

――いえいえ、とんでもないです! おいしいキャラクターを書いていただいてありがとうございました!

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