
まず富野監督は「今日を迎える前に何回か試写会を行いましたが、実はそこからも変えています。今日上映されたものこそ完成品です」と大勢のファンに向けて語った。
「スタッフの作業が遅くて第1部の上映まで5年かかってしまいましたが、その時間があったから新作の気分で作ることができました。TV版では自分の悪い癖が出てしまっていました。劇場版ではより強く子供に向けて意識して作ることが出来たので、伝わる作品になっていると思います」とその仕上がりに太鼓判を押す。
主演の石井は「5年前に行われたTV版の第1~3話の上映会がここ(新宿ピカデリー シアター1)だったので、当時の緊張感を思い出しました。『Gのレコンギスタ』の現場はいつでも初心に帰ることができるホームです」と作品についてコメント。
小形プロデューサーは「劇場版第1部の上映にTV版から5年かかってしまいましたが、ここからは巻きで行きたいと思います。次の世代に届けていくのが僕らの世代の仕事だと思っているので、これから5部作終わるまでがんばっていきます」と意気込みを見せた。