
宮崎吾朗は、1998年にスタジオジブリに入社。以来、3本の長編作品と1本のTVアニメシリーズで監督を務めてきた。
建設コンサルタント、環境デザイナー、そして「ジブリ美術館」初代館長……と多彩な経歴をもち、現在は名古屋で「ジブリパーク」責任者として陣頭指揮を執る。
世間の厳しい目にさらされ、父・宮崎駿と衝突してもなお、アニメーションを作り続けてきた吾朗。父と比較され、時に酷評にさらされながらも、彼がこの道を歩み続けてきたのは一体なぜなのか。
本書では、そんな吾朗の知られざるその素顔に、写真家・Kanyadaと社会学者・上野千鶴子が迫った。
『どこから来たのか どこへ行くのか ゴロウは?』は1,500円(税別)で、12月2日より全国順次発売。
・本書の構成
第一部
吾朗へ
写真と言葉/Kanyada
言葉の翻案/鈴木敏夫
第二部
「吾朗さんは、 伸びしろがまだまだある。 」
上野千鶴子が聞く、 宮崎吾朗のこれまでとこれから
〈見出しより〉
“どういうつもり”でアニメーション監督に?
「ゲド戦記」で描いた父殺しの物語
ベテランアニメーターからの洗礼