今石監督は声優陣について「グローバル版でKarre役を演じてくれている榎木淳弥さんは以前、自分の監督作品に出演頂いた経験もあり、何も言わずとも作品が望むテイストを理解してくれている心強さがありました。英語吹替版は昔の海外ドラマ『天才少年ドギー・ハウザー』の主演を務めたニール・パトリック・ハリスが演じてくれるのが嬉しいですね。彼の音声はまだ聞けていないので、楽しみにしています」と期待を込めた。
『The Elder』大塚雅彦監督
本作を手掛けた大塚雅彦監督はTRIGGERの代表取締役で、「スター・ウォーズ」を見たことがきっかけで映画の道を志したという「スター・ウォーズ」の大ファン。『キルラキル』や『リトルウィッチアカデミア』などを手掛け、日本のアニメーション業界に欠かせないクリエイターの1人だ。
「スター・ウォーズ」が世代を超えて愛される理由について大塚監督は「シンプルなプロット。最先端の映像。優れたデザイン。魅力的なキャラクター。神がかったBGM、印象的なサウンドエフェクト、タトゥイーンの夕陽。魅力を数え上げたらきりがありませんが、ついつい口真似のSE付きでライトセーバーを起動したくなるような、心の中にある『やりたいこと。見たいもの』を具現化してくれるからこそ『スター・ウォーズ』に魅力を感じるのだと思います」と熱く語る。