アニメ『平家物語』の公式書籍「わたしたちが描いたアニメーション『平家物語』」が発売決定。2022年3月より全国書店にて取り扱い開始となる。


『平家物語』は、平家の栄華と没落までを描いた大古典だ。初の連続TVアニメ化となる本作では、2016年刊行の古川日出男訳を底本に採用。
主人公であり語り部の琵琶法師にはオリジナルキャラクターの少女・びわを据え、平清盛の長男・重盛や、その妹・徳子ら平家の人間との交流を軸に、叙事的な史実にとどまらず、時代に翻弄されながらも懸命に生きたひとびとの群像劇としての『平家物語』を展開。貴族社会から武家社会へ、日本が歴史的転換を果たす激動の15年を描く。

本書籍「わたしたちが描いたアニメーション『平家物語』」は、キャラクター原案・高野文子の描き下ろしイラストと共に、制作に込められた想いを伝える公式ディレクターズノートだ。
山田尚子監督によるエッセイや解説付き絵コンテ集、さらに「山田尚子×高野文子対談」なども収録された。

漫画家・高野文子は、新潟県生まれ。作品集に『絶対安全剃刀』『おともだち』『ラッキー嬢ちゃんのあたしい仕事』『るきさん』『棒がいっぽん』『黄色い本/ジャック・チボーという名の友人』『ドミトリーともきんす』がある。
山田尚子は、アニメ演出家であり監督を務める。京都府生まれで、監督作に『映画 けいおん!』(2011年)、『たまこラブストーリー』(2014年)、『映画 聲の形』(2016年)、『リズと青い鳥』(2018年)などがある。

「わたしたちが描いたアニメーション『平家物語』」は、2,200円(税込)で3月発売予定。初回限定購入特典として、高野文子のイラストを使用した特製ポストカードが同封。


(C)「平家物語」製作委員会
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