講談社絵本のショートアニメ化企画「アニエホン」の第2弾として、『アニエホン「ラニーちゃんとたんじょうびやさん」』の放送・配信が始まった。「しいたけ占い」などで知られるタロアウトによる心あたたまる絵本を、『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』の作田ハズム監督がアニメ化した。


「アニエホン」は、講談社の絵本をショートアニメにしてTVCMやWEB上で公開するプロジェクトとして展開しているもの。
5月に公開された記念すべき第1弾『アニエホン「はりねずみのルーチカ」』は、原作そのままの愛らしい世界観で話題となった。あたたかい声援を受け、このたびその第2弾となる『アニエホン「ラニーちゃんとたんじょうびやさん」』の放送・配信がスタートした。

原作の『ラニーちゃんとたんじょうびやさん』は、キャラクターアーティストとしてスターバックス、ポール・スミス、「しいたけ占い」など、世界的に活躍するタロアウトが初めて描いた子ども向け絵本だ。生まれたときからひとりぼっちで自分の「たんじょうび」がわからない、うさぎのラニーちゃんとその仲間たちが繰り広げる愛にあふれた物語を描いた。

このたびのアニメ化では、絵本を作ることが長年の夢であったというタロアウトの優しい世界が、色鮮やかな映像で再現された。
ショートver.とロングver.の2種類があり、30秒のショートver.は全国のTVCMで放送。WEB上ではディレクターズカット版となる1分のロングver.が公開されている。英語字幕版もあるため、海外の人も楽しめる。

そんな本作では、『猫のダヤン』アニメシリーズや『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』などを手掛けてきた作田ハズムが監督を務めた。アニメーション制作を担当したのは、『タヌキとキツネ』や『アニメ カピバラさん』など、シンプルな造形のキャラクターに柔らかなアニメーションをつけることを得意とするレスプリだ。
アニメ化にあたっては、絵本の中のキャラクターたちがそのまま動き出したような仕上がりを目指したとのこと。
完成映像に合わせて楽曲を作りおろす、フィルムスコアリング手法で制作された劇中音楽の豊かな音色にも耳を傾けてみたい。作田監督とタロアウトからはコメントも寄せられた。

講談社絵本のショートアニメ化企画「アニエホン」の第2弾『アニエホン「ラニーちゃんとたんじょうびやさん」』は、6月21日12時より放送・配信中。

<以下、コメント全文掲載>

監督コメント:作田ハズム

絵本「ラニーちゃんとたんじょうびやさん」を読んだ時、その優しいストーリーとともにまず入ってきたのが、ラニーちゃんというシンプルにして可愛いキャラクターでした。
映像を作るにあたっては、このラニーちゃんの魅力を掘り下げる作品にできるといいなと考え、「たんじょうびやさんが迎えにくるまで、独りでどうしていたのだろう?」「家から連れ出されて、外の世界がどう映っただろうか?」そういったぼく自身が持ったラニーちゃんへの興味をオリジナルの要素として盛り込んだアニメーションとしてまとめてみました。
アニメーションを見た方々には是非ラニーちゃんを好きになってもらって、絵本を手に取って頂けると嬉しいです!

原作者コメント:タロアウト

「思い描いていた世界が、そのまま動き出した!」
制作途中の最初のアニメーションを観た時、そう思いました。

思い出深いのは、ナレーションの声をどうするかの打ち合わせです。絵本発だし、読み聞かせのお母さんみたいな声を私はぼんやりイメージしていました。しかし、「それぞれの存在や多様性を肯定する作品だから、性別や役割にとらわれない声はどうか」という意見があがってきました。
この絵本は、「みんな」はもちろん「みんなからはみ出ていると感じているみんな」にも喜んでもらいたいという想いで描きました。声のエピソード一つをとってみても、監督やスタッフの皆さんがそのことを深く理解し作ってくださったと感じます。
ぜひ楽しんで観てください!

■『アニエホン「ラニーちゃんとたんじょうびやさん」』情報
配信チャンネル:「アニエホン」チャンネル(YouTube)
配信開始日:2024年6月21日(金) 正午12時
放送:全国のテレビCM枠にて放送
制作:レスプリ
監督:作田ハズム
声の出演:玉木雅士
(C)タロアウト・講談社/ANIMEHONプロジェクト