音楽朗読劇「READING HIGH」は2017 年の立ち上げ以来、藤沢文翁の書き下ろし脚本によるオリジナルの作品を次々と上演し、その世界観で多くのファンを魅了してきた。今年5月には過去最大規模となる東京ガーデンシアターにて、完全最新作の『ROAD to AVALON』を上演し、全公演が満員にて閉幕。配信でも大好評を博した。
「READING HIGH noir(リーディングハイ ノアール)」はその新たなプロジェクトとして 2024年に始動したもの。“「noir(黒)の可能性」=想像で補う部分” に着目した、朗読劇本来の「欠落のアート」としての美しさを追い求めるシリーズとなる。10月13日、14日に、東京・霞が関のイイノホールにて第1回公演『HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~』の上演を予定している。
このたび詳細が発表された第2回公演では、2020年に豪華声優キャストにより配信上演された『THANATOS~タナトス~』が再演される。
バラエティ番組から歌手、司会者、俳優業まで多方面で活躍する嵐の相葉雅紀が、朗読劇に初挑戦。天才心理学者のエドムント・アインハルトを演じる。
また、物語の鍵を握る記憶を失った女性のルナ・ワルポール役は、2020年に続いて早見沙織が務める。そして、事件の解決に奔走するデイヴィッド・スウェイン警部役を大塚明夫が担当する。発表に伴い、原作・脚本・演出を手掛ける藤沢と相葉、早見、大塚らキャストからコメントも寄せられた。
「READING HIGH」シリーズの中でも異色とも言えるサイコサスペンスである『THANATOS~タナトス~』。姉妹作でもある第1回公演『HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~』とともに注目となりそうだ。チケットのぴあオフィシャル先行(抽選)分の受付は、9月20日12時よりスタートする。また配信も予定されており、詳細は後日発表される。
<以下、コメント全文掲載>
原作・脚本・演出 藤沢文翁
いつも READING HIGH シリーズを応援していただき、ありがとうございます。
そして、本公演で初めて我々が描く「空想の劇場」へお越しくださるお客様。
ご興味を持っていただけたことを光栄に思います。
本作は僕のデビュー作である『HYPNAGOGIA~ヒプナゴギア~』の姉妹作として作られました。
舞台は19世紀ロンドン。
「幽霊船事件」の謎解きに呼ばれた心理学者を中心に繰り広げられるサスペンスストーリーです。
前回 2020 年当時は、コロナ禍のため配信のみの上演でした。
今回の再演で、ようやく劇場でみなさまにこの作品をご覧いただけることを、大変嬉しく思います。
素晴らしいキャストの朗読、そしてミュージシャンの演奏する旋律という海に揺られながら、是非一緒にこの難事件を解決してください。
幽霊船はまもなく出航いたします。
皆さんのご乗船をお待ちいたしております。
原作・脚本・演出
藤沢文翁
相葉雅紀 エドムント・アインハルト役
朗読劇という今まで経験したことのないジャンルに参加させていただくことになりました。
藤沢文翁先生によって描かれる世界観のなかで、どんな「空想の劇場」が生まれるのか、今からとてもワクワクしています。
初めての挑戦にはなりますが、自分がいち観客として感じてきた朗読劇というエンターテインメントのもつ素晴らしさを、今度は舞台に立つ一人の人間として、観客の皆さんに伝えられるように全力で挑んでいきたいです。
早見沙織 ルナ・ワルポール役
2020年に出演させていただいた「THANATOS~タナトス~」は、物語、舞台演出、音楽、三人芝居などあらゆる面で、自分にとって記憶に刻まれる公演でした。
再びルナ・ワルポールとして舞台に立つ機会をいただけたこと、心から嬉しく、身の引き締まる思いです。
エドムント役の相葉雅紀さん、デイヴィッド役の大塚明夫さんと共に、今作ならではの特別な空気を作り上げていきたい、という気概に満ちています。
そして今回は会場のみなさまに直接、生で見ていただけるということで…一層、ぞくぞくひりひりしながら、この謎めいた記憶の海を漂いたいと思います。
ぜひ、ご覧ください。
大塚明夫 デイヴィッド・スウェイン警部役
『THANATOS』という作品は、僕が 2018 年に出演した『HYPNAGOGIA』とは表と裏のようなものなんです。
お二人とは朗読劇では初めてご一緒するので、そちらも楽しみです。
<公演概要>
公演タイトル:音楽朗読劇 READING HIGH noir『THANATOS~タナトス~』
キャッチコピー:「記憶は再び嘘をつく」
日時:
2024年10月19日(土)
<昼の部> 開場 13:00/開演 14:00 <夜の部>開場 17:30/開演 18:30
2024年10月20日(日)
<昼の部> 開場 12:00/開演 13:00 <夜の部>開場 16:30/開演 17:30
会場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ (大阪府大阪市北区茶屋町 19−1)
原作・脚本・演出:藤沢文翁
作曲・音楽監督:村中俊之
出演:相葉雅紀・早見沙織・大塚明夫
ミュージシャン:榊原大(ピアノ)・ 村岡苑子(チェロ)
※「榊」はフォントによって「榊」と表示されますが、正しくは“木へんに神”と表記します。
上演時間は、休憩を含めて約2時間半の予定です。
プレイガイド:チケットぴあ
席種・料金(税込): SS 席 15,000 円/S 席 13,000 円
※来場者特典【エムカード】付き
※エムカードとはQRおよびURLからアクセスし、PIN コードを入力することで、劇中曲をストリーミング再生で聴く事が出来るカードです。
※音楽監督でもある、村中俊之作曲の劇中曲(2 曲)がお聴きいただけます。
オフィシャル先行 (抽選)受付期間:9月20日(金)正午~9月29日(日)23:59 まで
制作:ライブエグザム
主催:room NB (ソニーミュージックグループ)
(C)READING HIGH