『うる星やつら』は、地球“最凶”の高校生・諸星あたると彼を愛する一途な宇宙人美少女・ラムを中心に、架空の町・友引町や宇宙や異次元などを舞台に繰り広げられる物語を描く、高橋留美子によるマンガを原作とするドタバタラブコメディだ。
初代テレビアニメシリーズは、フジテレビ系列ほかにて1981年10月から1986年3月までの約4年半にわたって放送された。また、この初代に関連する劇場版アニメも6作品制作され、テレビシリーズ放送終了後にはオリジナルテレビアニメも制作された。
そして2022年1月1日、小学館創業100年記念作品として約36年ぶりのテレビアニメ化が発表された。フジテレビ“ノイタミナ”ほか各局にて、第1期は2022年10月から2023年3月まで、第2期は2024年1月から2024年6月までそれぞれ放送されていた。
このたび開幕した「TVアニメ『うる星やつら』展」は、「あたると一緒にガールハント」をストーリーコンセプトとするもの。個性豊かなキャラクター紹介を中心に、昭和×令和の懐かしさと新しさが混在した本作の魅力を紹介するイベントとなる。
展覧会オリジナル映像を上映するプレショーから「あたると一緒にガールハント」 が始まり、キャラクター別コーナーには貴重な設定資料なども並ぶ。本展オリジナルのラムの等身大立体フィギュアや、青山剛昌やあだち充ら総勢33名のマンガ家による『うる星やつら』45周年お祝いイラストの展示も見どころだ。
また展覧会開催を記念するオリジナル商品として、会場では「ラム ブランケット」、「つながるアクリルチャーム」、「キャラクターピンズ」、「こんぺいとう」、「トートバッグ」、「アクリルブロック」、「ドット絵メッシュポーチ」、「キャラポストカードセット」、「ポストカードブック」、「描き下ろしアクリルスタンド」なども取り扱い中だ。
さらに松屋銀座の8階レストランシティ内「MGカフェ」ではコラボメニューも販売中。
TVアニメ『うる星やつら』の世界を満喫できる「TVアニメ『うる星やつら』展」は、10月14日まで東京・松屋銀座の8階イベントスクエアにて開催される。詳細は展覧会の公式サイトまで。
<以下、オープニングセレモニーでのお二人のコメント掲載>
●展覧会をご覧になった感想
有野:すごくおもしろかったです。入ってすぐのところに「うる星やつら」のヒストリーがあるんですが、あたるの紹介が「無類の女好き高校生」、今なかなか言わへんなと思って、こういう肉食男子、欲しいよなと思って見始めました。黒電話の音もなって、40以上の人なら、ああ懐かしい音やなあというところから入ってくるんで、没入感がすごいですね。それと、設定資料やスタッフの裏話を読めるのも面白いですね。
上坂:とにかく豪華な展示ですね。設定資料では、視聴者の皆さんには見られないような表情とか、監督の皆さんのこだわりポイントとか、キャストのコメントとかも含めて分かるんです。そして一番の見どころは展示を進んでいくと等身大のラムちゃんがお出迎えしてくれるんです。もう本当にドキッとする可愛さで、これを早くたくさんの方に見ていただきたいなと思いました。
●来場するお客様へのお薦めポイント
有野:キャラ設定のところにスタッフのこぼれ話がいっぱい書いてあるのが面白いです。
上坂:キャラクターごとの部屋が楽しいです。情報量もたくさんあって。「うる星やつら」と言えば「ちゅどーん」とか、「バリバリバリ」とかの擬音が見どころなんですが、展示にもこれがいっぱいちりばめられていて、アニメだとこれを声優さんが声でやるんですが、この展覧会ではこの擬音を見ることができるんです。
●世代を超えて愛される「うる星やつら」」の魅力、高橋留美子先生とのエピソード
有野:僕が小学生の頃、見てたんです。それを新しく作り直すというから、「どうするの?」と思ったんです。スマホを持ってるラムちゃんが電撃やったらスマホ、どうなるんだろうと思って見に来たら電話は昔のままだし、 昭和を楽しめてよかったです。一方で演出では美しい絵やネオン管など、令和の新しさを取り入れているところが魅力ですね。
上坂:高橋先生とは収録が始まるとき、お食事会を開いて頂きお目にかかりました。本当に緊張してワイン1本半くらい飲んじゃって、酔ったらうまくしゃべれるかなと思ったんですけど、飲んでも飲んでも緊張したままでした。
でも、先生は優しくて「うる星やつら、たのしみにしてます」って、仰ってくださったので、「よし!がんばるぞ!」って思いました。
●会場ではラムの等身大立体フィギュアが特別展示されていますが、もし、ラムに会えたら一緒にしてみたいことは?
有野:電撃を食らわして欲しい!骨になりたい!どのくらいのビリビリ感か知りたいな。
上坂:ラムちゃんの故郷の国の食べ物が激辛という設定なので、あれを食べさせてもらいたいです。あたるはそれを食べると口がタラコみたいになるんですけど、どのくらいの辛さなのか知りたいです。
●お二人のお気に入りお薦め展覧会オリジナルグッズは?そして、コラボカフェの気になるメニューは?
有野:「ラム ワイヤレス携帯充電器」です。ブルーのライトが点いて光るんです。ラムちゃんに充電してもらえるんです。
もう一つがスタジアムジャンパーです。色がグリーンでラムちゃんぽいし、タグにラムって書いてあって可愛らしいです。
上坂:ラムちゃんになりきれる「ラム カチューシャ」です。めちゃくちゃ可愛いです。ハロウィンも近いので、これみんな着けて遊んで欲しいですね。
コラボカフェの気になるメニューは「ラムとあたるの鬼ごっこフレンチトースト」です。これ、すごく感動的なシーンが再現されているんです。
●この展覧会を楽しみにしている皆様へのメッセージ
有野:見ると元気が出る展覧会です。テレビアニメの裏側も見られるので楽しみにしてください。
上坂:TVアニメ「うる星やつら」シリーズの魅力が、これでもかというくらい詰まった展覧会です。ぜひ多くの皆様に観て頂きたいです。
■開催概要
展覧会名:TVアニメ「うる星やつら」展
会 期:2024年10月2日(水)~10月14日(月・祝)
会 場:松屋銀座8階イベントスクエア
時 間:午前11時-午後8時
※10月4日(金)、5日(土)は午後8時30まで
※最終日は午後5時閉場
※入場は閉場の30分前まで
主催:フジテレビジョン、松屋
企画制作・タイトルデザイン:乃村工藝社
(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会