

●新コンセプト「びわこのちから」
琵琶湖博物館は今回のリニューアルを通して新コンセプトである「びわこのちから」を伝えていきます。以下は博物館が用意したコピー。
琵琶湖は400万年の昔に誕生し、
様々な変化をとげながら今にいたっています。
長い歴史の中で、生き物も人も、
琵琶湖とともに生きてきました。
琵琶湖と生き物と人との、長く深いつながりこそが、
「びわこのちから」です。
琵琶湖博物館に来ていただければ、そのことがわかります。
日本で一番大きい古代湖・琵琶湖、
そのちからをあなたの目で確かめてください。
リニューアルしたA展示室

●A展示室:湖の400万年と私たち~変わり続ける琵琶湖~
A展示室には世界初の展示となる半身半骨のツダンスキーゾウ標本や、地層模型と地層の剥ぎ取り標本など、400万年にわたる琵琶湖の自然環境や気候の変化を体感できる展示が登場しました。
400万年前の琵琶湖や自然、生き物の変化について、現在の環境との関わりとともに紹介しています。各コーナーでは、開館以来収集してきた多数の化石や地層の標本、過去の環境を体感できる復元ジオラマをとおして、大きく変化し続けてきた琵琶湖と生き物の物語と琵琶湖フィールドの魅力を伝えます。
・世界初!半骨半身のゾウ
400 万年前の湖周辺にいたゾウに近い種とされる、高さ4mのツダンスキーゾウが存在感を放っています。組み立てられた全身骨格化石の複製に、筋肉のつき方などを検討し、左半身に生態を復元した世界初の半骨半身の展示です。骨格標本を見るだけではわからない実際のゾウの姿が容易く想像できます。