
佐賀県有田町では“食と器でおもてなし”をテーマに、「第16回秋の有田陶磁器まつり」を感染防止対策を実施したうえで、2020年11月19日(木)から23日(月・祝)まで開催します。有田焼はもちろん、町並み・食・紅葉など有田町の魅力を感じられるお祭りです。実店舗やオンラインで楽しめる各イベントを紹介します。
「第16回秋の有田陶磁器まつり」のイベント・見どころ一覧

有田には400年の歴史と伝統を継承し、いまでも薪による窯焚きをしている窯元があります。「焱の響演~薪窯(まきがま)めぐり~」は、普段は公開されていない伝統の薪窯焚きを、間近で体感できる企画です。熟練の職人が操る焱の表情や煙突から立ち上る煙など、やきものの町・有田ならではの風景が楽しめます。
■焱の響演~薪窯(まきがま)めぐり~
〈柿右衛門窯〉
・開催日時: 2020年11月21日(土)9:00~12:00、13:00~16:00
・内容: 380年を超える有田の名窯で、薪窯での本焼焼成が特別に一般公開
〈源右衛門窯〉
・開催日時: 11月22日(日)8:30~17:00
・内容: 薪窯焚きと、職人が手作りで作陶する工房の見学が可能
〈有田ポーセリンパーク〉
・開催日時: 11月21日(土)10:00~15:00
・内容: 園内にある登り窯「天狗谷窯」で窯焚きを公開。状況に応じて薪入れ体験も可能

有田陶磁器まつりとともに、紅葉散策が楽しめる5つのスポットを紹介します。
●有田の大公孫樹 ※期間中の18:00~21:00ライトアップ
有田の大公孫樹(おおいちょう)は、樹齢約1000年、高さ30.5mを誇る国の天然記念物。空と地面を黄金色に染める姿は圧巻です。
●泉山磁石場の紅葉 ※11月19日(木)~23日(月・祝)の期間限定特別公開
白い岩肌と紅葉のコントラストが絶妙な泉山磁石場の紅葉。紅葉のトンネルを抜けると、1年に一度しか見られない角度から磁石場を見ることができます。