バツー洞窟の見どころは3ヵ所のケーブ


バツー洞窟の見どころは、ケーブ・テンプル、ダーク・ケーブ、ケーブ・ビラの3ヵ所。
最も有名なのが、階段を登りきった頂上付近に位置するケーブ・テンプル(Cave Temple)です。洞窟といっても中はとても広く、天井にはぽっかりと穴があいているため、光が差し込んできて明るい開放的な空間になっています。

ケーブ・テンプルには、寺院が2つあり、手前と、さらに階段を登った最深部に位置しています。また、洞窟の壁に沿って、ヒンドゥー神話をモチーフとした彫像などが飾られているので、こちらも必見です。ただし、孔雀のモチーフと寺院内のご本尊は神聖なものとされているため、写真撮影は禁止されています。注意してください。
晴れた日には、天井の穴から差し込む光の筋が幾重にも重なり、幻想的な雰囲気に包まれます。このような神秘的な光景からなのでしょうか。ケーブ・テンプルは、パワースポットと称されることもあるようです。

ケーブ・テンプルの手前にあるダーク・ケーブ(Dark Cave)内では、周辺に生息する貴重なコウモリやクモなどを観察することができます。ただし、これらは有料のガイドツアーでのみ観ることができます。ツアー代金は、大人RM35(約908円)、12歳以下RM(約638円)。