永遠の「昭和アイドル」に会いたい!〈新田恵利〉日給5000円の“おニャン子”が社会現象に

永遠の「昭和アイドル」に会いたい!〈新田恵利〉日給5000円の“おニャン子”が社会現象に

 80年代のアイドル史に革命を起こした「おニャン子クラブ」。初期の人気No.1だった新田恵利(51)が、激動の日々を語る。

 85年2月、「オールナイトフジ女子高生スペシャル」(フジテレビ系)に出演すると、新番組のアシスタントに誘われる。4月1日スタートの「夕やけニャンニャン」だった。

「1日5000円出るし、アシスタントならラクそうと出演を決めました。番組内容は数日前に台本を渡されて初めて知るレベルで、芸能人に対しても、あまり興味がありませんでした。本気で芸能界を志す国生さゆりちゃんたちとは話が合わず、私と同じようにバイト感覚の中島美春ちゃんと仲よしでした」

 普通の女子高生を取り巻く環境は劇的に変化していく。

「駅からフジテレビまでの道のりに、最初はファン1人だったのが日ごとに増えていき、古参の方がボディガードになってくれて。でも私自身はノンキで、『みんなにお菓子もらえてうれしい!』と思ってたくらい(笑)」

 しかし、人気が絶頂に達すると、熱狂するファンからゆがんだ愛情を向けられるように。

「部屋から服が盗まれたり、通学前、母が実家前に止められた車のボンネットを押さえながら『あの子を追わないであげて!』と言ったら、そのまま発進されてひかれたことも‥‥」

 警察は「そういう商売をしているからしかたがないよね」と取り合わない。そして新田は、たびたび「人間不信」という言葉を使った。

「当時は同級生の彼氏がいましたが、いつの間にか恋愛禁止令ができていて。スタッフの『別れろ。別れないと自分のためにならないけど、それでいいんだな』って言い方に腹が立って、『かまいません!』と応戦。その時の都合で話が変わる大人に対し、曲がったことが嫌いな私は反発しっぱなし。問題児だった(笑)」


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