「チン談マン談」特別対談「笑福亭鶴光×林家たい平」(3)欲しい名前はここんペイ志ん朝

       

たい平 すごいですね。

鶴光 談志師匠は志ん朝師匠にものすごくコンプレックス持ってたんやね。「芸歴も芸もオレのほうが上だ」て思うてたのに、真打昇進は5年入門の遅い志ん朝師匠に先を越された。志ん朝師匠のアイドル人気も悔しかったと思う。

たい平 僕の前座時代、師匠こん平が志ん朝師匠と飲んでいて、最後に「こんちゃん、もう帰ろうよ」と言うのをもう1軒、神楽坂に誘って、2人ともベロベロ状態。その時、僕が「志ん朝師匠とウチの師匠の両方の名前をいただいて真打になりたいんです」と言うと、志ん朝師匠、「何て名前?」「ここんペイ志ん朝です」(笑)。

鶴光 こん平師匠のあの飲み方。びっくりしたで。朝まで帰らしてくれんもん。噺家仲間の(瀧川)鯉昇なんか、途中で血便が出ましたで。

たい平 でしたよね。

鶴光 トリとった時、ウケた時は緞帳が下りてくるのが早う感じる。逆にウケなんだ時、早う下りやと思う。昔、地方でトリを務めた志ん朝師匠が「小言幸兵衛」やって、ダーッと幕が下りて‥‥きいへんのや。やっと下りて、志ん朝師匠、楽屋で「遅いよ」とボヤくと、こん平師匠が「聴き惚れてたもんで」やて(笑)。

たい平 うまいなあ。

笑福亭鶴光(しょうふくてい・つるこ)1948年3月18日、大阪市出身。67年、上方落語の六代目笑福亭松鶴に入門。74年からニッポン放送「オールナイトニッポン」などのパーソナリティとして人気。東京を拠点に上方落語の発展に尽くす。上方落語協会顧問。落語芸術協会上方真打。出囃子は「春はうれしや」。師匠譲りの豪快な話芸で「相撲場風景」「三人旅」などを得意にしている。J:COMJテレにて隔週土曜「オールナイトニッポン.TV@J:COM」、J:COMチャンネル関西エリアにて毎週土曜「ジモト満載えぇ街でおま!」に出演中。「まだ寄席が開いていた3月末に噺家仲間と楽屋で会うた時、初めは笑うとったのがだんだん自虐ネタになって。最近はそういう話題すら口にしなくなってもうたね」


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