島倉千代子「細木数子に搾取された“16億円返済”の地獄半生」

〈(前略)細木自身は島倉の負債額について、二億四〇〇〇万円、四億三〇〇〇万円、一六億円、一三億円、十二億円と、そのときどきで言い分を変えている。(中略)島倉に聞こうにも、彼女は細木のロボット同然で、負債額がいくらか把握していない〉

 つまり、島倉は一時期、ヤクザの脅威から守ってくれた細木サイドの言いなりになってしまったというのだ。同書によれば、島倉の興行権も握った細木は、77年3月に「ミュージックオフィス」という芸能プロを立ち上げ、3年間、すでに返し終わっているかもしれない借金のため、島倉を馬車馬のごとく働かせたそうである。

「当時の島倉は自宅でヘビを飼っていて、巡業にも連れて出ていた。どんな心持ちだったのか‥‥。細木はその後、島倉の興行権をレコード会社の日本コロムビアに渡して、“トレードマネー”として2億円もしっかり取ったって話だね。島倉はその後、細木らとの関係を知る人間を避けたがるようになったな‥‥」(前出・歌謡界OB)

 それでも島倉はへこたれず、離婚や乳ガンといった苦難も克服してきたのだ。

「仕事には妥協がなく厳しい人だった。歌手仲間とプライベートで交流を持つことは少なく、あくまで歌手・島倉千代子を演じ、食事に行っても仕事の話しかしなかったといいます」(前出・芸能記者)

 晩年は弱みを見せないようにしていたかのようだ。

 11月14日、大ヒット曲「人生いろいろ」で島倉は見送られた。合掌。

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