宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「『後継』を口にする引退議員の『目論見』」

宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「『後継』を口にする引退議員の『目論見』」
拡大する(全1枚)

 元衆院議員宮崎謙介氏が足掛け5年の議員生活の経験をもとに、政治家ウオッチングやオフレコ話、政治にまつわる話を適度な塩梅で、わかりやすく「濃口政治評論家」として直言!

 伊吹文明元衆院議長は僕の師匠です。政治家・宮崎謙介の生みの親といっても過言ではありません。そんな伊吹さんが政界を引退すると表明しました。理由は自身とスタッフの高齢化ということですが、そのニュースを耳にして悲しい反面、偉大さに感謝です。

 と同時に、引退会見で後継については世襲と公募のいずれも否定。「京都に地縁、血縁がある人の中から選んでほしい」との意向を示したとのこと。地元関係者によると、京都市出身の中央省庁の官僚を推しているとか。ちょっとセンセイ、何ですか、それ。

 そもそも政治は、国民に開かれた場です。議員は広く国民から選ばれし代表。「世襲制度が当たり前」「地盤を引き継ぐのが政治家」なのではありません。このところ引退表明し始めた議員も、後継指名をめぐっての話題がチラホラ。自民党塩崎恭久議員にいたっては「次世代へバトンタッチ」という名目で引退表明しましたが、言葉通りになんと、その次世代は自分の息子だったという‥‥。次世代ならぬ次世襲かよ!

 続いて山尾志桜里議員も引退しますが、彼女の口から「後継」なんて言葉が出た日にはもう、大暴動が起きますよ。

 本来、日本の政治には公募という制度が導入されています。始まりは92年の日本新党。その後は各党が取り入れるようになりましたが、05年の郵政選挙で自民党から多くの公募候補が当選して以降、注目を浴びています。自民党では谷垣禎一元幹事長が公募者のスタンダード化を推進しましたが、ここにきてまた退化。谷垣さんがいなくなったからなのか‥‥。


編集部おすすめ
宮崎謙介のプロフィールを見る
アサ芸プラスの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

「宮崎謙介」に関する記事

「宮崎謙介」に関する記事をもっと見る

次に読みたい「宮崎謙介」の記事

次に読みたい「宮崎謙介」の記事をもっと見る

政治ニュースランキング

政治ランキングをもっと見る
お買いものリンク