1月8日午後3時の大正大学(東京都豊島区)。ふだんは穏やかな構内だが、その日は違った。なんと、白髪交じりの紳士が全裸で立ち尽くしていたのだ。程なく学生の通報により、股間を両手で押さえながら連行されたこの人物、実はこの大学の非常勤講師・A氏(55)だった。

 気温9.8℃、体感温度実に1.5℃の寒風に震えながら、A氏は大学のキャンパスに情けない姿で立ち尽くしていた。A氏は同大学の女子学生B子さん(21)と交際しており、B子さんの親公認で同棲もしているという。ところが、この日2人は構内で話をしているうちに口論となる。激高したB子さんが、

「私に信じてほしいなら、ここで裸になって!」

 とA氏にトンデモない要求を突きつけたのだった。B子さんは日頃から情緒不安定な面があり、感情が高まると突発的にどんな行動を取るかわからない。従わなければ騒動が収まらないことを経験的に知っていたA氏は、しかたなく全裸になった。

 事件現場近くの3号館は全面ガラス張りだったため、その一部始終が3号館からまる見えだったという。A氏の姿を目撃していた学生が“脱皮”に至る様子を語る。

「4限目直前の休憩時間からA先生がB子さんと話していました。その時すでに先生はタンクトップ姿。寒空の下、不自然だったので気になったんです。授業が始まると、さらに服を脱いで全裸になり、B子さんに土下座し始めたんです」

 しかし、B子さんはA氏の服を全部持ってどこかへ走って行ってしまったという。こうして冒頭の“珍事”となったのだ。別の学生が語る。