名作妖艶シネマ「このセリフが悩ましかった!」(6)「あの美女たちの名言」発掘調査-その1-
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 あの清楚な女にも、今では押しも押されもせぬ大女優にも、銀幕の中では「衝撃のセリフ」と向き合うことは避けられない。いずれ劣らぬA級フレーズを徹底リサーチ!

「硬い‥‥ああ、離れがたいってこういうことを言うのかしら」

 露天風呂の中で、男の股間に手を伸ばしてそうつぶやく。そして、湯につかったまま女が上にまたがったり、へりに手をついて男がバックから激しく腰を振ったり‥‥。

 女は樋口可南子(57)、そして男は勝新太郎。代表作である「座頭市」(89年、松竹)での1シーンで、目の見えない市に、樋口のしなやかな全裸がかぶさる隠れた名場面である。濡れ場の数では他を圧倒する樋口の、面目躍如となった作品だ。

 近年はコミカルさも押し出している鈴木砂羽(43)は、デビュー作の「愛の新世界」(94年、G・カンパニー)が衝撃的。夜はSM嬢のバイトをしているが、昼間は劇団の研究生。そして、劇団員にとっては「誰にでもやらせてくれるありがたい存在」だ。

 そして劇団員との騎乗位ファックに没頭しながら、こう叫ぶ。

「今夜はナマでOKだからね」

 日本映画初の完全ヘアヌードとしても話題になっている。

 そして日本を代表する2人の熟女が濃密なバトルを展開したのが「丑三つの村」(83年、松竹富士)だ。岡山・津山30人殺しを題材にした猟奇的な作品だが、主人公である古尾谷雅人に、五月みどり(76)は“筆おろし”をほのめかす。

「ヒマやったら遊びにおいで。女ひとりの夜は長すぎて‥‥」