かつての大手ファミレス「CASA」全店閉店にバブル期を懐かしむ声

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 全国に200店舗以上を展開していたかつての大手ファミリーレストランCASA」が今年10月をもって全店閉店となり、ひっそりと幕を下ろしていたことが明らかとなった。


「1978年に西武セゾングループのレストラン西武が、当時人気となっていたファミレス業態の新店として立ち上げたのが『CASA』でした。同レストランは『ロイヤルホスト』と同じ高級路線のファミレスでしたが、当時はバブル景気だったことから利用者が急増。家族で西武百貨店に買い物に行き、『CASA』で食事したという人も多いのではないでしょうか。91年には寿屋系列のレストラン『グルッペ』を買収するなど店舗を急拡大し、全国に200店舗以上展開するなど隆盛を極めました」(経済ジャーナリスト)


 しかし、バブル崩壊とともにファミレス業界は「ガスト」のような低価格路線が主流となり、大苦戦を強いられる。さらに、親会社の西武セゾングループが経営悪化により事実上の解体となると、01年には「CASA」の大半となる120店舗がココスジャパンに売却された。


 その後、英飲食大手コンパスグループの傘下に入ると、モルガン・スタンレー証券とオフィス井上に大部分が売却され、さらに居酒屋チェーンの川中商事(現・アンドモワ)に売却されたのだった。


「200店舗超あったCASAはあれよあれよと姿を消していき、アンドモアの運営のもと細々と経営を続けていましたが、11月にはそのアンドモアが新型コロナウイルス感染拡大の影響で自己破産に向け動き出したことが報じられ、4店舗残っていた『CASA』は全店閉店となってしまったのです」(前出・経済ジャーナリスト)


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