天才・大野智が作り上げたジャニーズでは前代未聞の制度
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 大野智が公の場から姿を消して、2度目の冬が過ぎた。この間、メンバーの口から元気である旨は伝えられているが、真の私生活はベールに包まれたまま。昨年末に発売された「週刊文春」では、親友でビジネスパートナーのA氏を代表者にして複数の会社を設立、不動産事業を展開していることが報じられた。

 大野といえば、嵐イチのクリエイター。“リアル天才”で知られた。入所は94年で、メンバーでいちばん古い。翌95年が櫻井翔。96年は2月が生田斗真、5月が松本潤、6月が二宮和也、8月が相葉雅紀で豊作だ。

 二宮は、親から「オーディションに行ったら5000円あげる」と言われて従った。オーディション会場に行っても踊りに参加せず、後ろで座っているだけ。ジャニー喜多川氏はその姿を見て、「ボクはこの子だと思った」という。ジャニー氏は「YOU、なんで踊んないの?」と話しかけたが、二宮はそっけなく「僕のことは置いといてくれ」と答えただけ。目的が5000円だったため、合格するつもりはなく、踊る必要はなかった。

 似た実話の持ち主が大野だ。

「みんなが踊っているレッスン場で、大野だけは座っていたそう。しかも、鼻をほじりながら。クセとして、人を見つめながら鼻をほじるそうで、目が合ったのが二宮。『あの子はジュニアじゃないんだろうな』と思ったそうです」(アイドル誌ライター)

 当時、二宮にとって大野はカリスマだった。先輩のバックダンサーとしてジャニーズJr.が立てるステージは、東名阪組と全国組に分けられていた。キャリアがあり、うまい精鋭のお兄さんたちはツアーを回れる全国組。経験が浅い弟たちは東京、愛知、大阪の公演だった。大野はすでに全国組。しかも、ピンのコーナーがもうけられるほど別格だった。