簡単に配信できる! AVerMedia「AX310」「AM330」はゲーム実況者を目指す人にオススメの最強コンビだ

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AVerMediaの「Live Streamer NEXUS」(AX310)と「Live Streamer MIC 330」(AM330)。これからゲーム実況配信を始めたい人にオススメのデバイスだ

 動画配信プラットフォーム上で老若男女問わず多くの人がゲームを遊ぶ様子を配信する「ゲーム実況」。配信者の多くはより良い環境を構築するためにマイクやアンプといった機材を買いそろえるのだが、それぞれが結構な値段なうえにデスク上のスペースを取ってしまう。


 また、これから配信をやってみようかなと考える人にとって、そういった機材の導入はかなりハードルが高く、つまづきやすいポイントだといっても過言ではないだろう。


 そこでオススメしたいのがアバーメディア・テクノロジーズ(以下、AVerMedia)が販売する、「Live Streamer NEXUS」(以下、AX310)と「Live Streamer MIC 330」(以下、AM330)だ。これから配信を始める人に向けて、2機種の魅力をお届けする。


これから実況配信を始めたい人にオススメのデバイス

 まずはAX310から。この機材はどういったシロモノかというと、PC上のオーディオ関連の操作だけでなく、配信用で多くの人が利用しているソフトウェアの操作もできる万能なミキサー内蔵コントロールセンターといったところだ。AX310の実売価格は3万9600円前後。


 詳しい機能面の説明をする前に、AX310の外観を見ていこう。本体カラーはブラックを基調色として、実測約216×145×62mmで上面部の傾斜は約13度ほどある。この本体の下部に付属の土台を装着するとキーボードのチルトスタンドのように傾斜角を約30度、高さを93mmまで底上げすることが可能だ。設置時に好みの角度に変更できるのは使いやすさにも影響が出るので、これは嬉しいポイントだ。


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AX310は、配信に欠かせないオーディオ関連や配信ソフトウェアの操作ができる、ミキサー内蔵コントロールセンターだ

 上面部は5インチの静電容量式タッチパネル、ゴム製のファンクションボタン(物理ボタン)×4、ロータリーエンコーダー(音量調節ツマミ)×6といった構成だ。このコントロールパネル風の上面部で、さまざまな機能を動かすことになる。


 4つあるファンクションボタンは誤操作をさせないためか硬めで、少し力を入れないと押し込めないようになっている。そして上面部の手前側にあるロータリーエンコーダーは回すごとにカチカチとしたノッチ感のある感触が伝わるので、感覚的にどれくらい回しているのかよくわかる。また、マイクのロータリーエンコーダーを押し込むとクリック感が返ってきて、マイクをミュートにするといった具合で簡単に機能のオンとオフを切り替えられる。


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5インチの「①静電容量式タッチパネル」のほか、「②ファンクションボタン」×4、「③ロータリーエンコーダー」×6で構成されている

 背面部は電源と入出力端子で構成されている。その内訳はPHONES(3.5mmヘッドフォン出力)、LINE OUT(3.5mmスピーカー出力)、マイク(XLR 6.3mmに対応したコンボ端子)、LINE IN(3.5mm 3極TRSステレオ)、CONSOLE IN端子(光デジタル)、USB(PCと接続)だ。


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左からPHONES(3.5mmヘッドフォン出力)、LINE OUT(3.5mmスピーカー出力)、マイク(XLR 6.3mmに対応したコンボ端子)、LINE IN(3.5mm 3極TRSステレオ)、CONSOLE IN端子(光デジタル)、USB(PCと接続)が並ぶ

 本体側面にはLEDイルミネーションによる発光ギミックが仕込まれている。ギラギラと光りだす様子からいかにも”ゲーミング”の雰囲気が漂っており、メインターゲット層は配信を嗜むゲーマーであることが伝わってくる。


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側面やボタンには、LEDイルミネーションによる発光ギミックが仕込まれている。後述する専用ソフトウェア「Creator Central」でLEDのカラーや輝度などを調整できる

 以上がAX310の外観となる。コンパクトなボディーにオーディオミキサー、配信ソフトウェアコントロールといった機能が詰め込まれているスグレモノだ。だが、本機は「Creator Central」と呼ばれる専用のソフトウェア導入しなければ機能しない。


ソフトウェアをカスタムして、
快適な配信環境を構築しよう

 AVerMediaが提供している専用ソフトウェアのCreator Centralは、AX310を運用するうえで導入必須のソフトウェアだ。ちなみに導入時にAVerMediaへの会員登録が必須となるので、本機の導入を検討しているのであれば事前に登録を済ませておくと良いだろう。


 Creator Centralの画面は一見するとややこしそうに見えるのだが、実際は非常に簡単だ。まず、ソフトウェアの左ペインにアイコンで表されたさまざまな機能が配置されている。うーん、やはり見た目はややこしそうに見えるのだが……。


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左ペインにある使用したい機能のアイコンを……
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右ペインのIPS液晶にある5×4マスのところ(操作パネル)にドラッグ。もちろんファンクションボタンにも割り当てることができる

 上記画像のように、使いたい機能を左ペインから選んで操作パネルに割り当てていく。割り当てた機能はパネルに表示され、使いたい機能をタッチするだけでOKだ。最初、筆者もこのソフトウェアを立ち上げたときは「う~ん、俺に扱えるのだろうか?」と疑問に思っていたが、30分も使っていれば自然に操作できるようになっていた。うん、超簡単だったよ。


OBSやStreamlabs OBSといった配信ソフトウェアと
連動させることでより手軽で便利に!

 さて、正直なところ本機でできることは非常に幅広いこともあり、そのすべてを紹介することは難しい。ここからは、実際に筆者が使用していて便利だと思った機能に絞って紹介したい。


 PCでゲーム配信をするためには配信ソフトウェアが必要となる。特に配信者に人気、かつ無料で入手できるのがOBS Projectの「OBS Studio」と、Streamlabsの「Streamlabs OBS」だ。これらのソフトの使用方法についてはチュートリアルの動画やウェブを公開している人が多数いるので、お手数だがそちらを参照していただきたい。


 なお、上記配信ソフトウェアに本機を連動させるにはいくつかの手順を踏む必要があるが、AVerMediaがすでにその方法を解説した動画を公開している。動画自体は英語なのだが、基本的な手順は変わらないので英語が苦手な人でも問題なくできるだろう。


OBS Studio 導入方法



Streamlabs OBS 導入方法



 本筋に戻ろう。PCゲームの配信をする人の多くは、1台のPCで行なっているのではないかと思われる。フルスクリーンでゲームを遊んでいると、配信ソフトウェアで何か操作をする際はタスクを切り替えることになるだろう。だが、その際に実況者の声とゲームの音のバランスが崩れ、トークが聴こえにくくなるトラブルが発生する場合もある。これが実に厄介なのだ。


 しかし、事前にプレイするゲームの音量をAX310のゲーム用ダイヤルに登録しておけば、タスクを切り替えて微調整せずともバランスが取れるようになるのだ。実際に使ってみて、ゲームを極力中断せずにコントロールできるのは非常に大きなメリットだと感じた。


 もう1つのメリットは、OBSやStreamlabs OBSの画面切り替えもCreator Centralで操作できることだ。これは配信でいうところの「待機画面」「配信画面」「エンディング」のシーン切り替えを、ワンボタンでできるのだ。配信中に緊急でトイレに行かなければならなかったり、出前が届いたりして離席するタイミングでパッと画面を変えられるのはラクチンだ。事前に配信ソフトウェア側に設定を施す必要はあるが、この機能も便利なのでかなりお世話になった。


 そしてミキサーダッシュボードにも注目したい。このダッシュボードの左ペインには「CREATOR」と「AUDIENCE」の2つのボタンがある。これはCREATORが「配信者」で、AUDIENCEが配信を見ている「視聴者」という意味だ。このボタンを押すとそれぞれ音の聴こえ方を独立して設定できる。


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「CREATOR」(配信者)と「AUDIENCE」(視聴者)それぞれの音の聴こえ方を設定できるミキサーダッシュボードも便利だ

 例えば、CREATOR側では外部のオーディオデバイスから音楽を入力させているが、AUDIENCE(配信上)でLINE INの値を0にしておけば、配信上に音をのせないといった操作ができる。普段は音楽を聞きながらゲームをしている人にはうってつけの機能ではないだろうか。


 音楽つながりが続いて恐縮だが、本機はSpotifyにも対応している。Spotifyの中にはロイヤリティーフリーの楽曲を公開しているアーティストが多く参加しており、こちらであれば問題なく配信上にのせることができるだろう。ただし、Spotifyと本機を連動させるにはSpotify Premiumユーザーであることが条件となっている。導入方法などの詳細についてはコチラを参照してほしい。


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ロイヤリティーフリーの楽曲を使いたいなら、Spotifyと連動することをオススメしたい

 配信を賑わす手法としてよく用いられるのが「SE(効果音)」だろう。例えば雑談配信での小ボケ時や自分のキャラクターが倒された際に仏具のりん(チーンってよく聞く音)を、上手なプレイができた際には歓声などの効果音を入れて配信を盛り上げるなどなど。


 本機でも同じことが可能で、事前にCreator Centralで音声ファイルを登録しておけばワンボタンで即座に効果音を流すことができる。


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「チーン(仏具のりん)」など、使いたい効果音を事前に登録しておけば、ワンボタンで効果音を流せるように

 ……といった感じで本機を使うことができれば配信で大いに助けになることは間違いない。筆者はタスクバーの切り替えすら面倒だと思うことがあるので、こういったデバイスはとてもありがたい。


 また、タッチパネルやファンクションボタン、ダイヤルノブなどでパパッと思い思いの操作ができるのはかなりラクで、わざわざサウンドのプロパティーを開く操作をしなくていい。加えてサイズもコンパクトで、PCデスク上にミキサーやマイクアンプなどを別々に配置するスペースがない人にも優しいデバイスといえる。


 それに、複数のデバイスを利用する際の悩みの種であるUSBポートの専有も防ぐことができる。まさに「かゆいところに手が届いた!」というのが正直な印象だ。


ゲーム実況をするならマイクも必須!

 ゲーム実況や雑談などの配信で忘れてはならないのが、マイクだ。AVerMediaはAX310に最適なマイクとして、AM330を販売している。このマイクはどういうものかというと、単一指向性のダイナミック型マイクロフォンで、コネクターはXLRとなっている。


AM330 製品紹介



 こちらも基調色はブラックで、サイズは実測約167mm(コネクターを含めると230mm)×56mm。実況者が使用しているマイクとしては割と平均的なサイズといえるだろう。


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AM330は単一指向性のダイナミック型マイクロフォンで、AX310に最適な相棒といえる

 そのボディーは電気ノイズを低減させるためにメタルボディーを採用し、内部にはポップノイズを抑えるポップフィルターを内蔵。本体下部中央付近にはマイクのオンオフが切り替えられるスライドスイッチがあり、配信者に求められている機能はすべて搭載しているといっていい。


 マイクケーブルは太さ実測約6mmのビニール皮膜で覆われたタイプで、剛性を保ちつつも折り目などの癖は指先で簡単に伸ばすことが可能。マイクをグリグリと動かしてもケーブル内部が損傷することはなさそうだ。


 現在配信に力を入れている配信者が使用しているマイクはコンデンサーマイクか、ダイナミックマイクの2種類が多い。本製品がなぜダイナミックマイクを採用しているかというと、おそらく環境音が入りにくい特性があるからだろう。


 これはマイクと音の発生源が離れると音が小さく聴こえてしまうメリットとデメリットを内包しているタイプだという理解でいい。ただ、ベストポジションにマイクを配置できれば、かなりクリアに声を拾い上げてくれるため、やはりメリットのほうが大きいのではないかと筆者は考えている。


 そうなると必然的にほしくなるのがマイクアームだ。マイクアームはモニターアームのように好きな高さや角度にマイクを設置できる機材で、デスク上にマイクを直置きしなくても済むため利用している人は多い。


 既製品でも付属の変換ネジを利用すればアームに取り付けられるが、同社から専用アーム「Live Streamer ARM BA311」の発売を予定しているという。まとめてAVerMediaブランドでそろえてみるのもアリだろう。


 PCゲームの実況をするうえで問題となるのが、キーボードの打鍵やマウスから生じるわずかな振動をマイクが拾ってしまう現象だ。これはPCデスクが媒介となって振動を伝えてしまうことが原因となり、配信上で鈍い「ドゥン……ドゥン」といった感じの音が流れてしまうことがある。


 実をいうと、この問題を解決するためのショックマウント+ポップフィルター「BA310」が存在する。簡単にいえば振動を吸収して不快な音を拾わなくすることが可能だ。ただ、BA310は2021年下期に発売予定なので、こちらについては続報を待つしかなさそうだ。


AX310とAM330を使って配信を始めよう!

 それでは実際にマイクを使ってみようと思う。マイクをAX310に接続し、Creator Centralの「MIC」ボタンを押すと、マイク用の設定が下ペインに表示される。


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マイク用の設定が下ペインに表示される。※2021年11月7日リリースのCreator Central(1.1.0.19)

 マイク関連の設定項目も複数ある。中でも重要なのがマイクが拾ってしまう小さい音をカットできる「NOISE GATE」と、音量を一定に保つ「Compressor」だ。前述したとおり、本製品はダイナミック型でマイクから距離が離れると出力される音も小さくなるので、この機能は超重要といえよう。


 また、ホラーゲームなどで大声を出してしまったとき、このCompressorが効いていると多少音量を調整してくれるので、視聴者の耳の安全にもつながる。


 マイクのエフェクトで「ECHO」や「REVERB」といった効果も利用することが可能だ。こちらは左ペインにある「Mic Effect」というボタンをマス目のどこかに登録し、効果を選んでおけばワンボタンで発動できる。わざわざソフトウェアを開く作業をせずとも、使いたいタイミングでパッと利用できるのだ。


 音質に関する細かいテクニカルなことについて、筆者は門外漢なので言及できない。だが、実際に操作してみたところ、変に音がこもったりせずクリアな音質だと感じている。そのうえ本体重量が軽く、取り回しもしやすい。AM330の実売価格は1万1000円前後。価格とのバランスを見れば、コストパフォーマンスの高い製品であると断言してもいいだろう。


 これからゲーム実況や配信をやってみようかなと思っている人であれば、AX310と合わせて購入してみることを強くオススメする。


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