フルモデルチェンジしたHondaの「STEP WGN(ステップワゴン)」。ファミリー向けミニバンということもあって、純正アクセサリーもいっぱい用意されています! ということで、今年SUPER GTに参戦する「Modulo Nakajima Racingを」応援するレースクイーン「Moduloスマイル2022」の新 唯(あらた・ゆい)さんとともに、その一部をご紹介しましょう!
子育て世代に向けた純正アクセサリー
純正アクセサリーを担当されたのは松岡靖和さん。「S660 Modulo X Version Z」の開発も担当された方だったりします。
まずはエクステリアから。STEP WGNはAIRとSPADAという2つの個性が用意されています。エクステリアはAIRには「SPORT MIX」、SPADAには「Emotional Solid」というテーマを設けて、新しい価値を提供しています。
SPORT MIXをテーマとするAIRには、アウトドア感を演出するアイテムを5種類用意。フォグライトガーニッシュ(4万6200円)は、元々取り付けられているフォグの存在を際立たせるアイテム。
オシャレは足元から。16インチ アルミホイールMG-028(1本、2万7500円)は、ちょっと90年代に一世を風靡したディッシュホイール(デザインがお皿のようになっているホイール)を彷彿させるもの。ミレニアム世代が子供の頃、こういうホイールの車が多かったでしょうし、2年ほど前から他社高級車でもディッシュホイールを採用するケースが出てきましたので、そのトレンドを取り入れたといえそうです。
Emotional Solidと銘打たれたSPADA用のエアロアイテムは、フロントグリル(5万9400円)とフォグライトガーニッシュ(5万6100円)の2種類。
フロントグリルはダーククロームメッキとプラチナクロームメッキの2種類を用意。フォグライトガーニッシュも同様に2種類のメッキ違いをラインアップします。
アルミホイールはハイコントラストシルバー塗装のMG-029(1本、2万7500円)を用意。マルチカラーのMG-028と異なる個性で足元を引き締めます。
ドアハンドルプロテクションカバー(1万1000円)は、開閉時に爪などでボディに傷がつくのを防ぐアイテム。
「AIRはアウトドア感が一気に高まるので、家族でキャンピングに行く時の車にピッタリですね。SPADAの方がエレガンスさが高まりながら、嫌味がないのが◎です!」と唯さん。まったくもってその通りです!
インテリアは落ち着いた雰囲気
続いてインテリアをチェック。インテリアパネル(3万1900円)は、同社初となるエイジングレザー調のパネルが印象的。グッと大人リビングへと車内を変えます。「これは落ち着いた雰囲気でイイですね。
続いてシートカバー(8万3600円)。合皮製で高級感が一層アップします。ちなみに防水シートカバー(9900円)もラインアップしているとのこと。
オシャレは足元から。ということで、足元を優しく照らすイルミネーションも用意されています。
フロアーカーペットマットはプレミアムタイプ(6万2700円)とスタンダード(4万8400円)、さらにフローリングタイプマット(4万2900円)の3種類を用意。さらにオールシーズンマット(9900円)あります。プレミアムタイプはレール樹脂部分もカバー。松岡さんによると「ここまでやっちゃいました」と笑顔で解説。
ファミリーユースなら気になる収納力
家族の車で重要なのが収納です。大型ルーフコンソールは、タオルやブランケットなどを入れておくのに重宝する一品。しかもボックスタイプのティッシュを収納すれば、簡単に取り出すことができます。「こういう装備って軽自動車で見たことがあります。家族が乗るミニバンならではの気配りですね」と唯さん。まったくもってその通りです!
軽自動車っぽいアクセサリーとしては、シートアンダーボックス(8800円)も用意されています。これは2列目6:4分割ベンチシート車用のアイテムになります。
3列目シートを収納した時、その背もたれ後部を汚さないためのラゲッジトレーは2種類用意されています。ラゲッジソフトトレー(1万3200円)は、その名の通りカーペットタイプ。ラゲッジトレー(1万6500円~1万9800円)は濡れた荷物も気兼ねなく積載できるハードタイプです。いずれも2列目キャプテンシートタイプとベンチシートタイプで価格や大きさが異なりますので、必要に応じて選びましょう。
子どもやシニアも乗り降りしやすく
オートサイドステップ(21万7800円)は、左側スライドドアの開閉に連動して動作する電動ステップ。耐荷重は100㎏で荷物を持った状態で使用しても大丈夫そう。「小さなお子さんやお年寄りがいらっしゃる家庭には助かるアイテムかも」と唯さん。まったくもっておっしゃる通りです!
イマドキのミニバンではおなじみとなったハンズフリースライドドアはオプション設定。片側が2万9700円、両側に取り付けようとすると5万5550円、片側につけていて増設するなら2万5850円となります。使い方は鍵をもった状態で足を車体の下で動かすだけ。「こういうのって、上手くいかないんですよ」と言いながら動かしてみると、一発で動作! 「欲しい人が後からつけられるのはイイですね。イラナイ人はその分値段が安くなるわけですし」と唯さん。まったくもっておっしゃる通りです。「ハンズフリースライドドアとオートサイドステップの両方を取り付けたら鬼に金棒ですね!」と唯さん。残念ながら同時装着はできません。
お子さんやお年寄りが乗降する際に便利なロングアシストグリップも用意。運転席側用と助手席側用の2種類があります。
ミニバンなら車内エンタメは欠かせない
後席に乗ったらエンターテインメントを楽しみたいところ。Honda車史上最大となる15.6インチリア席モニターは、使用時に自動的に降りてくる優れものです。解像度はフルHDでリモコンも付いてきます。他に10.1インチリア席モニター(8万4700円)もあります。
「あと、ナビも大きいんですよ」と唯さん。どれどれと唯さんについていくと、11.4インチのHonda CONNECTナビ(LXM-237VFLI/30万2500円)がお出迎えです。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているほか、DVD再生も可能。しかもボタンひとつでスッと画面が上がって、スロットイントレイが出てくるのです。「これ面白いんですよー」と遊ぶ唯さん。しかし取材陣は「なんで知っているの?」というふとした疑問が。「だって、前日にモーターファン別冊「STEP WGNのすべて」の撮影がありましたから!」と正直に告白した唯さん。またモーターファン別冊に出演していたとは……。ということで、知らないフリをしていただきながら、撮影を再開しましょう。
車中泊に便利なグッズも用意されています。セパレートカーテン(7700円)は運転席・助手席と2列目シートの間につけるもの。プライバシーシェードは簡単取り付けで2列目と3列目の窓を覆うモノです。「真っ暗になりますね!」と唯さん。「これに先ほどのリアシートモニターがあれば、もう映画館ですよ」と大喜びです。まったくもってその通りです。
ほかにも便利なアイテムは多くあるのですが、全部紹介すると大変長くなってしまうので、ここら辺で。ちなみにチャイルドシートも純正アクセサリーが用意されています。そのサイズ展開が驚きなので、機会があればご紹介します。
「ほんと家族のためのクルマなんだな、と思いました」と唯さん。「あと松岡さんのコダワリも感じましたね。さすがS660 Modulo X Version Zを手掛けられた方です!」というと、松岡さんもニッコリ笑顔。おっしゃる通りです。「純正アクセサリーですから安心できますし、何より車を買う時に一緒に注文できちゃう。ローンだって一緒に組めますし」と、満面のスマイルでカタログを見つめていた唯さんでした。
最後にスタッフお気に入りの商品をご紹介しましょう。「テールゲートストラップ」(1100円)です。
テールゲートに取り付けると、届きやすくなるアイテムです。「なんでコレがスタッフ一押しなんですか?」と唯さん。それは、このストラップにハンガーをつるすことができるから。何より、今回のアクセサリー装着者の中で一番安価な商品だから。「ちょっと丈夫なヒモですからね」と言いながら、猫のようにひっぱって遊ぶ唯さんでした。
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モデル紹介――新 唯(あらた ゆい)
10月5日栃木県生まれ。ファッションモデルとしての活動のほか、マルチタレントを目指し演技を勉強中。また2022年はSUPER GTに参戦するModulo Nakajima Racingのレースクイーン「2022 Moduloスマイル」として、グリッドに華を添える。