これらの画像はどちらも、ISS(国際宇宙ステーション)から撮影されたものです。オレンジ色と青色の地球の大気の層へ沈みつつある月が映っています。
月の表面の模様(海)が見えており、一見すると満月のようにも見えます。しかし実際には、新月の翌日の非常に細い月が映っています。おそらくは地球照でうっすらと照らされた月面が、非常に高感度で撮影したことで映し出されています。
なお1枚目の画像に映る月はまん丸に見えますが、その約1分後に撮影された2枚目の画像に映る月は、大気層にかかることでやや歪んで見えています。(参考記事)ISSから見た鏡餅のような満月
画像は2024年9月4日に、ISSに滞在中のNASA(アメリカ航空宇宙局)のマシュー・ドミニク(Matthew Dominick)飛行士が撮影しました。
Image Credit: NASA
(参照)NASA Images and Video Library(1)、(2)
大きな画像はオリジナルサイト(アストロピクス)をご覧ください。