IEEEメンバー ヒューマノフィリックシステム研究の第一人者『九州大学大学院 荒川 豊教授が提言』

これまでの研究実績では、センサーネットワークを備えたスマートホームにおける行動認識技術や、AIを使ったカーシェアの偏在解消手法を提案しました。AIが得意とするのはリソースのマッチングであり、「AIが100%人の行動を把握した世界」を前提とすれば、車両偏在問題の解決方法として、ちょうど同じ区間を移動しようとしている人に車両利用を案内できると考えました。この研究がうまく行けば、社会(カーシェア)にとっても、利用者にとってもAIの恩恵がある世界を実現できます。現在は、九州大学内を走るAIバスAIMOを対象として、乗る人の行動変容を促すことで乗車効率を改善する研究へと進んでいます。

また、最近では、人の心理的な状態を把握する研究も行っています。例えば、スマートフォンやタブレット端末のタッチパネルの押し方や押す力の強さ、スクロール速度などから、使用者が何をしているか、や、アンケートに真剣に答えているかなどを割り出すシステムを開発しました。焦っているときなどは指の動きやタッチの強さに特徴が出ると言います。身につける負荷がかかるウエアラブル機器と違い、入出力を行うタッチパネルをセンサーとして活用するという点で、差別化された技術として期待されています。

ヒューマノフィリックシステム研究室では、産学連携も積極的に行っており、上述した心理状態の推定では、NTTデータ経営研究所など10社の従業員140人を対象とした、ウェアラブルデバイスによる心理状態計測に関する共同研究を進めています。睡眠状態や歩数、心拍といったウェアラブルデバイスから取得できるセンサー値と仕事の成果や心身の健康との関連性を研究しています。

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2020年11月16日のリリース記事

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