メルペイ×商店街のコラボレーションは今回で2回目。1回目は原宿の竹下通りで4月26日~5月6日の11日間、開催した。
担当するメルペイの島田隆太郎セールスマネージャーによると「前回は若者に訴求したいという狙いで竹下通りとコラボしたが、今回はメルカリ文化との相性がよいという理由で高円寺を選んだ」そうだ。高円寺は古着屋が多く、リユース文化が根付いている。実際、メルカリを利用しているユーザーも多いそうだ。
「高円寺メルペイ通り」としてジャックする「ルック商店街」でメルペイを導入している店舗は約160店舗のうち約40店舗。高円寺ルック商店街の中澤一也理事は「スマホ決済の導入はインフラの整備だと考えている。トップダウンでは広がらない。利便性を理解してもらい、半分の80店舗を目標に導入を進めたい」とコメントした。
10月の増税後に実施される予定のキャッシュレス・消費者還元事業に対する危機感もある。中澤氏は「商店街がこの波に乗り遅れてしまうのではないかという不安がある。ルック商店街だけでなく、高円寺全体で盛り上げていきたい」と語る。