【対談連載】伊弉諾神宮 宮司 本名 孝至

 真水なんですよ。なので、田んぼにたっぷり水が引ける。すなわち米が育ちます。加えて海の幸、山の幸が豊富にとれる。そして気候も温暖。いにしえではそうした条件は、ある意味での理想的な生活圏といえたのだと思います。
 なるほど。食糧が豊かであるというのは、暮らし向きが安定することにつながりますね。
 淡路島は玉ねぎでも有名なんですが、それが田んぼで育つってこと、知ってました?
 いや、存じません。
 秋に苗床に種をまいて、田んぼに植え替えられて育つんです。田んぼに張られた水が玉ねぎの病害などを防ぐ役目を果たすのだとか。だから米の後にレタスなどを植え、さらに玉ねぎを育てるという三毛作が盛んに行われているんですよ。
 ほう。今に続く豊かな土地なんですね。
●神職兼務で15年間関わった重要文化財の保存修理
 ちょっと個人的な話をさせてください。僕が先輩に出会ったのは大学に入った18歳の頃です。
 貴方とはいくつ違うんでしたっけ。
 僕は1949年生まれですから、5歳違いです。
 ああ、そうでしたか。でも、一緒に卒業してくれたんだよね(笑)。
 はい(笑)。先輩は結局、何年、大学にいらしたのですか。
 7年。本当は表裏で8年いたかったんだけどね。
 どうしてそんなに長くいらしたのですか。
 そりゃあ、大学が大好きだったからだよ(笑)。
 音楽活動もしておられましたよね。
 バンドね。アルバイトだったけど、学生だけじゃなくて地域の方も一緒に活動していました。当時はハワイアンバンドが人気で、バッキー白片さんとかがメインで来て、私たちはサブバンドで。
編集部おすすめ

当時の記事を読む

BCN+Rの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

ITニュースランキング

ITランキングをもっと見る
お買いものリンク