失恋も悪くない? ゆる~い飯テロドラマ「失恋めし」はついつい一気見したくなる面白さ
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 木丸みさきさんによる漫画を原案に広瀬アリスさん主演でドラマ化されたのが「失恋めし」。7月からのテレビ放送を前にAmazonプライム・ビデオにて1月14日より配信がスタートしている。毎話、失恋した人たちが登場し、美味しいものを食べながら恋を振り返り、前を向いていくという物語。その物語を漫画として描くのが広瀬さん演じるイラストレーターのキミマルミキだ。
 

 失恋と食事というと、どうしてもやけ酒ややけ食いのイメージがある。辛い思い出や悲しい気持ちから逃げるように飲み食いをしても、翌日後悔したり胃もたれしたりするものだ。しかし、失恋めしではそうではない。食事をしながらじんわりと自分の恋を噛み締めるのだ。ドラマを見ていると、いい恋をしたんだねとついつい登場人物に寄り添ってしまい、一緒にほっこり。
 ドラマの舞台は架空の町だが、登場するのは実在するお店たちというのも面白い。若松河田の駅近くにある「和定食 麦めし いとう」のサバの味噌煮や、蔵前にある「焼小籠包ドラゴン」の焼小籠包など夜に見るとお腹が空くラインアップばかりだ。失恋した人々と共に食事をする広瀬さんの表情や相槌も他人と友達の中間くらいでなんだか癖になる
 個性豊かな登場人物たちが、誰も意地悪じゃないのもうれしい。特にキミマルと花屋でアルバイトをしている青年とのやりとりが微笑ましい。青年を演じるのは井之脇海さんだ。距離がなかなか縮まらない2人のぎこちないやりとりに注目したい。2人は失恋めしを食べることなく、幸せになってほしいと応援してしまうはず。