
まずは相手の話をよく聞き、話の区切りのいいところであいづちを打ちます。このとき、話の内容に合わせて自然な受け答えができるとベター。「はい」「ええ」などの単調なあいづちが続きがちですが、同調のフレーズには「そうですね」「そのとおりですね」「ほんとうですね」「私もそう思います」「よくわかります」「なるほど」などもあるので、こうしたあいづちも織り交ぜてみましょう。
そのほか、「びっくりしますね」「ほんとうですか?」「すごいですね」といった驚きや感嘆のフレーズ、「そうなんですね」「いいですね」「それはおもしろそうですね」「それは大変でしたね」などの共感を表すフレーズも、相手には心地よく聞こえるようです。「それからどうなったんですか?」「たとえば、どんなことですか?」「どうしてそうなったんですか?」など、展開をうながすフレーズも、相手の話を引き出すのに有効です。
また、相手に「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」という姿勢を示すように、相手の言葉を繰り返したり、相手の言葉を疑問形にして返したりしてもいいでしょう。
逆に注意したいのは、会話の流れを妨げたり、相手に悪い印象を与えたりするネガティブな表現。「へえ」「ふーん」「でも」「だけど」「だから?」「そうは言っても」「それは違うんじゃない?」「そうは思わないけど」といった否定的なフレーズは避けましょう。
相手の話の腰を折ったり、相手の言葉を奪うように「それ私もよくやる! この前も…」などと自分の話を始めてしまったりするのもマナー違反です。
あいづちは心がけ次第で、誰にでもできる会話を楽しくするテクニック。会話が弾んで、聞き上手の好印象を与えられれば、モテにもつながるはずですよ。