ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを攻略するということは、人生最大の謎解きゲームに挑戦するのと同じ。謎を解くにはカギ、ヒントが必要になる。
今回は混雑するなか、時間を短縮できる方法を紹介。(『USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)令和完全攻略法』KKベストセラーズより)今さら聞けない&こぼれ話 《時短編》
<ユニバーサル・スタジオ・ジャパン>で時間の無駄を回避できる...の画像はこちら >>
 

【スタンバイ時間を確認するにはスタジオ・インフォメーションで】

 混雑状況が一目でわかるスタジオ・インフォメーションという電光掲示板がユニバには2つあります。それぞれの設置場所は、サンフランシスコ・エリアとジュラシック・パークの間とウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター入場整理券発券所のあたり。スタンバイ時間はもちろんのこと、ライドの運休情報や整理券が必要なものの配布状況など、文字情報が多い場合はスクロール表示されます。閉園間際になるとクルーからのメッセージが流れることも。

 余談ですが、ユニバ開園当初は電光掲示板がなく手書きでアナログ対応していたとのこと。

時代の流れを感じますよね。実は多くのアトラクションでスタンバイ時間を多めに表示していますので時間そのものより時間の変化に注目しましょう。

 

【ユニバのことなら何でも知ってるパークコンシュルジュを探そう!】

 ユニバにいるクルーのつけている名札をみれば、ひと目で新人かベテランなのかを見分けることができます。特に新人クルーには「Hi」の文字が記されているのでわかりやすいです。名札には苗字が記載されていますが、ユニバーサル・ワンダーランドのクルーには名前がひらがなで記載されています。ところで、赤い制服を着たクルーを見かけたら積極的に声をかけてみてください。

 なぜならば彼らは「パーク・コンシェルジュ」と呼ばれるユニバのすべてを知り尽くしたスペシャリストだから。難関なオーディションを突破しないとなれずクルーの100人に1人しかいないレアな存在なのです。そのためパークを巡回している人数も少なく、意識していないと見逃してしまうことも。

 出会えるだけでも超ラッキーなんです。

 

【同伴者とはぐれたときにおススメの待ち合わせ場所は】

 ユニバへ何度も訪れているリピーターでなければ、人込みのなかでの再会はハードル高いかもしれません。すべてのゲストは入場ゲートを利用するので来た道を戻るのがベターかもしれません。

迷ったら近くのクルーに声をかけてみてください。おそらく、マップを観て確認するより早く解決策が見えてきます。

 せっかくなので座って待ちたいというのであれば、ロッカー横か車イス/ベビーカーレンタルの横に備え付けのベンチがあるので、そちらを利用すると良いかもしれません。

 入場ゲートに限らず、悪天候のときは雨風をしのげる屋根の下を合流ポイントとするよう心掛けてくださいね。ランドマークになりそうな場所には、セントラルパークにあるスタジオ・インフォメーション前やジョーズのフォトスポット前などがあります。