糖尿病、動脈硬化、認知症……歯周病が引き起こす合併症のホント

糖尿病、動脈硬化、認知症……歯周病が引き起こす合併症のホント
拡大する(全3枚)
写真・図表:BEST T!MES
歯医者にまつわる疑問や裏話を、歯科患者の「最後の駆け込み寺」として知られる斎藤正人歯科医師がこっそり教えます! 毎週金曜日更新!■「歯周病でがんになる」はウソ
糖尿病、動脈硬化、認知症……歯周病が引き起こす合併症のホント...の画像はこちら >>

「このまま放っておくと、がんになります」

 

 斎藤正人歯科医師が院長を務める歯科医院には、セカンドオピニオンを求めて新たな患者が次々に訪れる。ここ数年、歯医者から「がんになる」と言われたと訴える患者が続出している。

「歯周病や虫歯が進行した歯をそのままにしておくと、がんになるというのです。あなたの場合はかなり進行しているから、抜くしかないと──」

 

 ただ、まったく根拠のない話ではない。口の中にできる口腔がん(舌がん、歯肉がんなど)の最大のリスクファクターは喫煙。次いで、喫煙と飲酒の組み合わせ。そして、3番目に来るのが口の中の不潔。歯とは密接な関係がある。

 

 といっても、歯が悪くなるから、口の中が不潔になるわけではない。口の中が清潔に保たれないと、歯周病や虫歯を進行させてしまうという意味で、密接な関係があるのだ。つまり、口腔がんのリスクを減らすのと、歯の症状の悪化を防ぐのは、同様の意味があるということだ。

「歯が“がんの元凶”などというのはとんでもない話。抜くという結論に至るのも早すぎる。私が診察したところ、抜かずに治療できるケースがほとんどでした」

 

 なのになぜ、抜歯を急ぐのか。

「そのほうが歯医者側が効率よく稼げるからです。歯を守る治療よりも、抜くほうが保険点数が高く設定されている。しかも、抜いたあと、インプラントなど、さらに稼ぐ治療にもっていける。がんになると脅して、利益を上げようとするなんて、もはや医療に従事する人間とは言えません」


この記事の画像

「糖尿病、動脈硬化、認知症……歯周病が引き起こす合併症のホント」の画像1 「糖尿病、動脈硬化、認知症……歯周病が引き起こす合併症のホント」の画像2 「糖尿病、動脈硬化、認知症……歯周病が引き起こす合併症のホント」の画像3
編集部おすすめ

当時の記事を読む

BestTimesの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

ピックアップ

もっと読む

ライフスタイルニュースランキング

ライフスタイルランキングをもっと見る
お買いものリンク