水道橋博士 「すべてが見えている」と小説家としての又吉直樹を大絶賛

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又吉くんの『火花』はモノが違う、最高点です!
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 又吉くん(又吉直樹・ピース)の『火花』は、『文學界』(文藝春秋)に掲載されたときに読みましたよ。感想は、もちろんモノが違う。最高点ですね。

 本を読んでいる人……純文学を読んでいて、今どんなものが求められているのか、傾向と対策がしっかりできている、そこまで日本語の表現の最先端まで計算されている作品だと思いましたね。

 それは“狙ってる”という意味じゃなくて、文芸誌を「好きで」読める人、温故知新をやりながら純文学の傾向を捉えている。ちゃんと大衆性もあり、評論家に評価されるべき作品を書いているなという印象です。

 “見えている”んですよ。文芸誌を長く読んでいる人の文章だなって思いましたね。元々文学的レベルの高い芸人だなっていうのは分かっていましたけど、芸能人だっていうのはまったく抜きにして、最高の作品ですよ。

 (又吉くんは)読書量がまったく違いますよ。オレなんかより遥かに本を読んでますね。Netflixのドラマもとにかく最高ですね。もっと褒めるべき。ドラマと原作をもう一度読んで、どこが違うのか、新エピソードなのか読み比べたほどです。

自分で小説を、とは思わない。なぜならオレの人生そのものがフィクションのようなものだから。

 オレは自分が小説を書きたいと思った事はないですね。なぜかっていうと、オレがたけしさんに弟子入りしたときから、オレの人生はフィクションなんですよ。もう小説の登場人物になっているんですよ。「オレ、今、ダンカンに殴られてる~」っていうのも自分の中では現実感がないんですよ。小説みたいに見えちゃうんです。

 芸人になる前は、ものすごく自分の中で“フィクション”が枯渇していたんです。日常が退屈だから、本の中に逃避してフィクションを味わってたんですけど、芸人になったら、「オレ、フランス座に住んでる」とか、フィクションなんですよ。だから、そっちに移行しちゃって、小説はあまり読まなくなっちゃいましたからね。

 もし書くとすれば、モデル小説(実在の人物や題材を元にした小説)みたいなものしか書けないですよ。芸人としての生活が、“小説より奇なり”という状態なんです。

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