第28代 ウッドロー・ウィルソン第28代 ウッドロー・ウイルソン①国益への貢献 1点 ☆
②世界秩序への貢献
マイナス30点
××××××××××
××××××××××
××××××××××
③正気を保ったか
マイナス15点 ××××××××××
×××××
世界秩序への貢献は五段階評価でマイナス30点、正気度はマイナス15点です。
これまでの私の著書でさんざん筆誅を加えていますので、もはや多弁を弄する必要もありませんが、大英帝国にケンカを売り、まとめてフランス帝国にケンカを売り、ついでに大日本帝国にケンカを売り、ロシア帝国を滅ぼし、ドイツ帝国をぶっ潰し、ハプスブルク帝国を八つ裂きにし、オスマン帝国を抹殺し、ロシア革命を擁護しまくってソ連を育て、その他中国・北朝鮮の共産主義国家を生まれさせたのも元をただせばコイツのせいです。
今の人類の不幸の最低九割がウィルソン一人の責任と言っても過言ではありません。
正気度は医学的に大マイナスだということが明らかになっています。私が勝手に言っているわけではなく、フロイトがそういう本を書いています。任期の最後の一年は本当に気が●っていました。
問題は国益への貢献で、第一次大戦をどう評価するかでしょう。
当時のアメリカでは第一次大戦への参戦はまったく評価されず、「何しに行ったのだ。結局、アメリカの若者を死なせただけではないか」とボロクソに言われていました。「世界の大国になんて俺たちは誰もなりたいと思っていない」という反発が強かったので、国際連盟加入も議会で否決されています。
第二次世界大戦がなければ第一次大戦にまったく意味はないので一点としましたが、いかがでしょうか
<採点方法>① アメリカの国益にどれほど貢献したか
② 世界の秩序にどれほど貢献したか
③ いつまで正気を保ったか①と②は他の国の指導者にも適用可能な普遍的なものです。
そこへもうひとつ③の基準がどうしても必要なのがアメリカならではです。①はアメリカ人から見たときの基準、②はアメリカ以外から見た客観的な基準、③は自然科学的基準です。
『大間違いのアメリカ合衆国』より
明日は、地球の半分をスターリンに渡したローズベルト大統領です。