大学生がお金を殖やすには…やっぱりバイト! 今回は「アタリ」バイトを紹介しよう。サビ残がなく、給料もきちんと支払われ、楽しい気持ちで働ける…そんな“ホワイトバイト”を体験したという、うらやま~な経験談を現役大学生に聞き取り調査! (「ストリートジャック12月号」より再構成)得意なことをするだけで1日5万‼〈販売展示場でのピアノ演奏〉
22歳・東京都
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 僕は音大生。

なにか音楽に関係するアルバイトを…と探していたところ、ピアノの販売展示場で、ピアノを弾くっていう仕事があって「天職じゃ~ん」と思って応募。お客さんの年齢や趣味に合わせていろんな曲を弾くだけで、昼は豪華な弁当が出て、交通費は一律で3000円もらえて、朝9時~20時のシフトで1日5万円。つい仕事に身が入っちゃって、僕自身はピアノを宣伝しなくてもいいのに、お客様にピアノの良さを熱弁して3台くらい売っちゃいました。その分のボーナスとして、夕飯に銀座でしゃぶしゃぶご馳走になりましたよ!

実際かなりホワイトです!〈某有名テーマパークキャスト〉
21歳・千葉県

 僕が働いていたのは、某有名テーマパーク。拘束時間は長いけど、交通費や残業代など必要な手当はしっかり付くし、その他の面でも保証がたっぷり。見習い期間中はトレーナーがついてくれて、サポート体制も万全だった。よく、テーマパークのバイトはブラックだ、なんて言う人がいるけど、僕自身はそんなことをまるで感じなかった。だから絶対、本人そのものに問題があったんだと思うよ。

 最高の食事と最高の環境が、美味しすぎました‼〈ペンションスタッフ〉
23歳・東京都
現役大学生が選ぶ「ホワイトバイト」4つ
 

 大学1年の夏休み、某観光地にあるペンションのアルバイトに行ったんですよ。先輩たちから「泊まりこみのバイトは大変だぞ」って聞いてたんで覚悟して行ったんですが、僕が入ったペンションのオーナー夫婦は、本当に良い人たちで…。朝食は夫婦ふたりで切り盛りできるからと、僕と友人、ふたりのバイトが働くのは10時のチェックアウトが終わってからでOK。部屋でのんびり朝食をとり、掃除とベッドメイキングをすると、13時からチェックインが始まる
15時まで休憩時間。

夜は夕飯の片付けが終わる21時30分に仕事を終わりにしてくれました。朝昼晩の食事とおやつは、すべてご主人手作りで、めちゃくちゃ美味なごはんが楽しめたんです。給料も、最初の約束に色を付けてくれて…。なので、大学3年までの間、春、GW、夏、冬の長期休暇のたびにバイトしに行ってました! 今思うと本当に人に恵まれたなって思います。

サビ残ゼロの超白バイト〈スポーツショップ店員〉
21歳・鹿児島県

 地域にある他のバイト先に比べて時給が高かったため、僕が働くことにしたのは地元のスポーツショップでした。入ってしばらくの間は研修期間があるんだけど、そのときも通常のバイトと同じ給料が貰えてびっくり! 店が21時閉店なんだけど、残業はほぼゼロで、終わってから飲みに行っても翌日に響かない時間に終われたんで、本当にいい職場だと思いましたよ。てかね、研修期間だからって給料を安くする店もあるようだけど、そんなの雇う側の勝手だし、時間で拘束されるのがバイトなんだから、ちゃんと払えよ!って思うんだ。だから、そういうブラックな店で働いたら絶対ダメだよ。皆も肝に命じるべし。

次回は“センパイ”たちのホワイトバイト経験も聞いてみよう。
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