『新潮45』廃刊の真相と小川榮太郎氏の正体とは(前編)

 落書きを放置しておくと、社会はどんどん荒んでいくのである。

■旧仮名バカ

 小川榮太郎という名前を初めて聞いたのは5年くらい前のことだ。当時私は産経新聞に連載を持っていたので、『正論』や『WiLL』といった雑誌の人たちとのおつきあいもあった。 こうした界隈の連中からさえ、自己評価が異常に高い変な男ががいるという話が伝わってきた。宗教団体の生長の家や統一協会と関係があるという話は聞いたが、特に興味はなかった。

 しかし、フェイスブックに小川が書いたオバカ文章が流れてきたりするので、注目している人もいたのだろう。

 くだらない床屋政談をブログに書くときでも、私は政局に関わっている暇などなく、本来なら人生で残された時間を使ってブルックナーの研究をしなければならないはずなのだが……みたいなフリをいちいちつけるので、それが一部で笑いものになっていた。

 幼稚な文章を旧仮名遣いと、過去の偉人の名前で飾り立てるので、どうしてもこじらせた中学生が書いたポエムのようなものになる。恥かしくて正視できる文章ではないが、そこからわかるのは自分が大好きということだ。自分のことが好きで好きでたまらない。それで鼻息も荒くなっていく。

 小川の便所の落書きに注目が集まった理由も書いていることの痛々しさ以上に、本人がそれを「高尚な文章」だと思い込んでいるところが痛々しいからだろう。

 小川の旧仮名遣いの文章を現代仮名遣いに直すと、小学生レベルの文章だったという話を数年前に某雑誌の編集者から聞いて大笑いしたが、出版業界でも、小川がいつかなにかをやらかすのではないかと思われていたようだ。

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