イーサリアム共同創業者、大手銀行でビットコイン保管…「完全に非常識」と批判
イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)

イーサリアムの共同創業者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)が、最近のマイケル・セイラー(Michael Saylor)マイクロストラテジー(MicroStrategy)創業者の発言について「完全に非常識な話」と批判した。

ブテリンは去る22日、ビットコイン保管会社カサ(Casa)の最高セキュリティ責任者であるジェイムソン・ロップ(Jameson Lopp)がX(旧ツイッター)で自己保管の利点を強調した投稿に反応し、「私はセーラーの発言が完全に狂った音だと思う」と述べた。


先月21日、セイラーは「ビットコイン保有者は失敗できない銀行に頼るべきだ」と提案し、金融資産の保管場所として設計された銀行に言及した。これは、以前主張していた自己保管に関する発言とは反対の意見である。

ブテリンは、「セイラーは、投資管理会社であるブラックロック(BlackRock)とフィデリティ(Fidelity)に資産を保管させる規制捕捉アプローチを明示的に主張しているようだ」とし、「このような戦略は失敗した前例が多く、個人的には、これは暗号通貨の本質ではない」と述べた。

また、金融市場記者のマディソン・レイディ(Madison Reidy)とのインタビューで、「暗号資産アナキスト(無政府主義者)に言及し、政府、税金、または報告要件を認めない非規制企業が資産没収のリスクを高めると警告した。
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