公務員は、なぜ認知症になりやすい?変化を好まない、マンネリが危険因子に

公務員は、なぜ認知症になりやすい?変化を好まない、マンネリが危険因子に
       
 2夜連続で放送されたテレビ番組『NHKスペシャル~“認知症800万人”時代 母と息子3000日の介護記録』(11月23日)、『同 “認知症800万人”時代 “助けて”と言えない 孤立する認知症高齢者』(同24日)が話題を呼んでいる。

 共に高齢者の認知症に焦点を当てた番組だが、認知症の家族を「在宅」で介護する時、どんなことが起こるのか。老々介護や、1人暮らしで認知症になった高齢者の“放置”の実態とは――。認知症患者は、推定462万人、予備軍も400万人ともいわれ、多くの人々にとって避けて通れない切実な問題だからこその反響だったのだろう。

 誰にとっても他人事ではない認知症。高齢化社会に向かい、認知症や介護に注目が集まる中、認知症に関し衝撃的な説を唱える書籍が刊行された。それが認知症専門医・長谷川嘉哉氏による『公務員はなぜ認知症になりやすいのか』(幻冬舎)だ。

 不況が続く中、今や最も安定した憧れの職業とさえ称される公務員だが、その公務員が認知症になりやすいとは、一体どういうことか。 

 同書によると、その前提条件として、こんな“事実”があるという。

「認知症は記憶を司る『海馬』が萎縮するために起こるが、最近になって感情を司る『扁桃核』の衰えも発症に大きく関わっていることがわかってきた」という。そこで大切なのが、扁桃核=感情を刺激する生き方だ。

 そのためには、不快に感じることを、考え方や行動によって快に変えていくことが、扁桃核を刺激し、認知症の予防につながるらしい。したがって「認知症になるか、ならないかの分かれ道は40代以降、扁桃核に刺激を与えてきたかどうか」が重要となるのだ。


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2013年12月21日の社会記事

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