フジテレビ低迷は定着するのか?愛すべきバカが真面目へ“老化”した2つの原因

フジテレビ低迷は定着するのか?愛すべきバカが真面目へ“老化”した2つの原因
 フジテレビの視聴率低迷が著しい。2011年度年間視聴率ランキングで、トップの座を8年ぶりに日本テレビに奪われ、12~13年度は3位に転落、月別平均視聴率で4位になる月も出るなど苦戦している。そんなフジ低調の理由や復活の可能性について、元フジテレビアナウンサーで現在フリーの長谷川豊氏に話を聞いた。

――ここ最近、テレビ業界の視聴率競争において「日本テレビ好調、フジテレビ不調」ということがよくいわれますが、果たしてこの構図は定着するのでしょうか?

長谷川豊(以下、長谷川) そういった質問をよく受けます。しかし、私は4~5年後には、この構図はひっくり返るだろうとみています。現在のフジ低迷は、「ブレた」ことが原因だと思います。元局員という立場からみると、いつの頃からか古巣は変わってしまいました。とにかく変に真面目になってしまい、“フジらしさ”がまったくなくなってしまった。以前の古巣には、時代になど逆らいまくって、番組内容について批判が集まったら逆にそれをネタにする気概がありました。中学校のクラスで先生の言うことを聞かなくて怒られてばかりの問題児だけれど、なぜか人望がある――。そんな「愛すべきバカ」がフジでした。バカなのに、問題児なのに、なぜか目が離せない。怒られているのに、なぜか文化や情報はフジから発信されている――。多くの人々がフジに抱くイメージも、昔はそうだったはずです。

 しかし、いつの頃からかフジは、学級委員長の真似をするようになってしまった。ちなみに典型的な学級委員長タイプのテレビ局が日テレであり、一貫してブレていない。一方の古巣はブレて真面目になってしまった。例えば、バラエティー番組でも、社会見学や「ためになる話」などをテーマにし始めましたが、誰もそんな番組をフジに求めていないのに。●影落とす社員の年齢構成

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