不倫発覚以降、俳優・東出昌大に対するバッシングは収まる気配を見せない。そんななかで「週刊文春」(2月27日号/文藝春秋)に東出の“独占告白”が掲載されたものの、反発は強まるばかりのようだ。

 記事を先行掲載した「文春オンライン」によると、直撃取材を受けた東出は開口一番に「本当に、申し訳ないことをしてしまったと思っております」と謝罪。家族や仕事への思いを尋ねられると、「いま、自分は自分の過ちから、かけがえのない日々を失ったことを実感しています。仕事に関しては…全てを失ったと思います」と答えた。

 そんな東出の告白を裏づけるように、18日配信の「WEB女性自身」では、東出が出演する映画『コンフィデンスマンJP』シリーズの今後について言及がある。5月1日には新作が公開されるものの、不倫発覚により今後のスケジュールがストップになったと映画関係者が証言していたのだ。

 ようやく不倫問題について口を開いた東出だが、ネット上には「全てを失いましたって言うけど、なぜ被害者のような立場で物が言えるんだろう」「取材を受けなければ自分からは何も言わないつもりだったの? 本当に反省しているのか疑問」「今さら遅いし、何を言っても信用できない」などの厳しい批判の声が並ぶ。

 東出への批判が高まった理由として、妻で女優の杏が先んじて謝罪したことも一因になっている模様だ。杏は2月18日開催の「文化プログラム参加促進シンポジウム」に出席した際、「いろいろなことでお騒がせしまして、いろいろな方にご迷惑をおかけして大変申し訳ございません」と騒動を謝罪。合わせて「小さな子どもたちがおります。どうかそっとしておいてください」と訴えた。

 一方、19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、お笑いコンビおぎやはぎ小木博明が杏の謝罪を批判して炎上を招いた。「東出にも謝罪したい気持ちはあるはず」と推測し、小木は東出に先んじて謝罪した杏について「もうちょっと耐えてほしかった」と持論を展開。

杏に擁護の声が続出するなか、小木のコメントを受けて「なぜ杏さんに“耐える”必要があるのか」と批判が噴出したのだ。

 なお、19日には、東出と不倫相手の女優・唐田えりかの共演映画『寝ても覚めても』(ビターズ・エンド、エレファントハウス/2018年公開)が「WOWOW」で放送されたことも話題になった。公開時には観客から高い評価を得ていたものの、WOWOW視聴者からは「(東出と唐田が)お互い気がありつつ撮影していたと思うと気持ち悪い」「作品に罪はないけど、もう冷静な視点では観られなくなった」など、嫌悪感を抱いたという反応が多く寄せられている。

 東出が招いた不倫騒動の余波は、一体どこまで広がり続けるのだろうか。

(文=編集部)