竹中直人演じるガンコ親父・徳川斉昭…ギリギリで水戸藩主になれた男の大喧嘩と不遇の最期

大河ドラマ恒例のガンコ親父・水戸藩主徳川斉昭は15代将軍・徳川慶喜の実父

 NHK大河ドラマで幕末が描かれると、必ず出てくるガンコ親父。それが徳川斉昭(なりあき/『青天を衝け』では竹中直人)だ。斉昭は御三家のひとつ・水戸藩の藩主であり、15代将軍・徳川慶喜(演:草なぎ剛)の実父である。

 大河ドラマで斉昭は、幕閣とのかかわりで登場する。水戸徳川家という超名門でありながらKY(空気読めない)の権化で、自己主張が強く、ガンコでわがまま。みんなが手を焼く嫌われ者。まぁ、確かに幕府首脳から見ると、そんな人物だったに違いない。特に大奥からはひどく嫌われており、そのせいで慶喜の将軍就任に反対する者もあったという。

 ただし、江戸庶民からは絶大な人気があり、諸大名から一目置かれ、傾倒する者も少なくなかった。

徳川斉昭、藩家老と幕閣を巻き込んだ激論のすえ、“ギリギリ”で9代水戸藩主に就任

 徳川斉昭は、水戸7代藩主・徳川治紀(はるとし)の3男として生まれた。

 治紀には5人の男子がおり、長男の徳川斉脩(なりのぶ)は8代藩主、次男と4男は支藩の養子に出され、5男は早世。斉昭はひとり、部屋住みとして水戸藩内にとどめ置かれていた。長男の斉脩が病弱だったので、早死にした時のスペア要員として期待されての措置だったらしい。

 ところが斉脩に男子がいないので、水戸藩家老が幕府首脳と結託し、11代将軍・徳川家斉の21男の徳川恒之丞(のちの紀伊徳川斉彊[なりかつ])を養子に迎えて藩主にしようというプランが浮上する。


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